テーマや目的のもと、幅広い人たちが自発的に集まる場所(圏)を持っている人はどのくらいいるのだろうか。15歳以上の男女に聞いたところ「圏を持っている」と答えたのは47.6%であることが、博報堂の調査で分かった。また圏を持つ人のうち、今後、「圏を増やしたい」人は20.5%。圏を持たない人のうち、今後、「圏を持ちたい」人は28.9%という結果に。
圏のテーマを聞いたところ、趣味や娯楽などの「やわらかい」もの、地域再生や社会貢献などの「かたい」ものまでさまざま。年代別にみると、若い人だから「やわらかい」、中高年だから「かたい」といった偏りもなく、老若男女が自由に圏へ参加していることがうかがえた。
また「自分の持つ能力やスキル、仕事での専門性などが活用されている」と答えた人は44.1%。「高度な専門性や難解な知識だけでなく、特技や個性、過去の経験など幅広い才能や資質が活用されているようだ」(博報堂)
圏を持つ人で「自分は幸せだ」という人はどのくらいいるのだろうか。圏を持つ人で「自分は幸せ」と答えた人は76.8%。一方、圏を持たない人で「自分は幸せ」と回答したのは61.3%。その差は15.5ポイントとなった。
インターネットによる調査で、15〜69歳の男女3348人が回答した。調査期間は10月14日から17日まで。
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