誰のためのサービス? 茶店がのぼりに「お休み処」と書くワケ(2/2 ページ)

» 2011年11月30日 08時00分 公開
[安田英久,INSIGHT NOW!]
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旅人視点に立った茶店ののぼり

 先日テレビで時代劇を見ていて、峠の茶店が出てきた時、のぼりに「お休み処」と書いてありました。峠の茶店というと、提供するモノはお茶に団子。でも、茶店はモノを提供するためにあるのではなく、昔ですから徒歩で旅をする人たちに「足を休めて英気を養うための場」を提供しているんですね。

 「長く歩いてきて疲れた、ちょっと一休みしたい」というニーズに応えられることを前面に押し出している茶店ののぼり、「すごいな」と思いました。

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