コラム
» 2011年11月29日 08時02分 UPDATE

悩むビジネスパーソンへの“処方せん”:なぜ成功した人は、感謝の気持ちを口にするのか (1/3)

「自分を支えてくれた人に感謝したい」――。スポーツ選手が成果を出したときに、よく聞く言葉である。ではビジネスの世界でも同じことが言えるのだろうか。本コラムでは「成果創出と感謝の気持ちの関係性」を考えたい。

[関厳,Business Media 誠]

関厳(せき・いわお)のプロフィール

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 1979年愛知県出身。東京大学卒業後、2002年にインタープライズ・コンサルティング(旧日本エル・シー・エー)入社。現在は同社専務取締役。国内唯一のコンサルタント認定資格J-CMC(国際基準)保有。入社以来、住宅・建設・不動産業界を中心に自動車、エステ、卸売など幅広い業界のコンサルティング支援に関わる。主に「マーケティング戦略」「営業戦略」を組み合わせた売上増加支援を多く手がけ、支援先企業の多くは不況下においても増収増益を記録している。これまで手掛けたクライアント企業は150社以上。2008年は年間で約150回のコンサル講義、セミナー講演を実施。受講対象者は延べ人数で約5200名に達する。Twitterアカウント:@Iwao14


 「支えてくれた周りの方に感謝したい」――。

 スポーツ選手や文化人などが成果を出した時に、よくこうした言葉を発する。

 読者の中には「このコメントはどのくらい本音なのか?」と感じたことがある人もいるのではないだろうか。なぜ成果を出した人は「感謝の気持ち」を口にするのか、そしてそれはビジネスの世界でも同じことが言えるのか。本コラムではビジネスにおける「成果創出と感謝の気持ちの関係性」についてお伝えしていきたい。

成果発表会という晴れ舞台で

 私がコンサルティングを担当する企業ではプロジェクトが終了したタイミングで「成果発表会」を実施してもらっている。「成果発表会」とはプロジェクトに参加していたメンバーが期間内に取り組んだ内容や成果のほか、プロジェクトから学んだことなどを資料でまとめて発表する会である。

 多くの会社の発表会に参加していて気付くのは、プロジェクトで成果を出した人の口から「周りの方への感謝の気持ち」が非常に多く出てくるということである。冒頭で紹介したスポーツ選手や文化人に限らず、ビジネスの世界でも結果を出す人は「感謝の気持ち」を本当によく口にする。そして面白いことに「周りへの感謝の気持ちを具体的に語れる人」ほどその後も継続的に結果を残すことができているのだ。

yd_seki2.jpg なぜ成果を出した人は「感謝の気持ち」を口にするのか
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