夫の小遣い、いくら?

» 2011年10月27日 16時44分 公開
[Business Media 誠]

 世の中の奥さんは、夫に毎月どのくらいの小遣いを渡しているのだろうか。既婚女性に、夫に渡している小遣いの金額を聞いたところ「3万円以下」(54%)という人が半数を超えていることが、ソフトブレーン・フィールドの調査で分かった。次いで「4〜5万円」(32%)、「6〜7万円」(7万円)、「8〜9万円」「10万円以上」(いずれも3%)と続いた。

 「3万円以下」という人を年代別にみると、20代では81%、30代では73%、40代では53%、50代以上では32%と年代があがるごとに徐々にお小遣い金額が増えていることが分かった。

夫の小遣い金額(出典:ソフトブレーン・フィールド)

 ちなみに「奥さんが家計を管理している」のは82%。夫のお小遣い制を取り入れている家庭は76%という結果に。

夫のお小遣いに含まれている費目

 夫のお小遣いに含まれている費目を聞いたところ、お小遣いの金額が増えるほど、費目が増える傾向がみられた。ただ唯一タバコ代のみ、10万円以上の層が他の層よりも、支出している割合が低い結果となった。

夫のお小遣いに含まれている費目(出典:ソフトブレーン・フィールド)

 大多数を占める3万円以下の家庭は、手作りのお弁当などで昼食代などを工夫しているケースが多く、雑誌・書籍代、交遊費やタバコ代などゆずれない趣味・道楽1つに絞って、お小遣いを使っているようだ。

 具体的なエピソードを尋ねると「夫へのお小遣いが少ないので、昼食代は含まれていない。基本はお弁当を持って行っているが、私の都合で作れない時は、昼食代(罰金)として1000円払うことにしている」(20代)や「お小遣いは月1万1000円と少ないが、お弁当や水筒は渡しているし、夫の髪は、夫婦協力して切っている。服飾費も半年に2万円支給しているので、お小遣いは漫画とお菓子代に消えているようだ」(30代)など、3万円以下でやりくりするために、さまざまな工夫をしている様子がうかがえた。

 インターネットによる調査で、20〜60代の既婚女性811人が回答した。調査期間は9月29日から10月5日まで。

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