欧州金融危機対策や慎重な企業業績見通しなど嫌気して大幅安清水洋介の「日々是相場」朝刊(2/2 ページ)

» 2011年10月26日 07時00分 公開
[Business Media 誠]
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テクニカルポイント

 8700円台半ばから8800円前後までの節目が厚く、この水準が上値目処となりそうです。下値は8700円前後が目処と見られ、その水準を割り込むと8600円台半ばまでの下落となるのでしょう。

本日の注目点

◇9月の企業向けサービス価格指数(日銀、8:50)

◇3カ月物国庫短期証券〔233回債〕入札(10:20)

◇2年物国債〔11月債〕入札(10:30)

◇9月の自動車各社の生産・販売実績

◇4−9月期決算:日電硝(5214)、新日鉄(5401)、JFE(5411)、富士通(6702)

◇マザーズ上場:ポールトゥウィン・ピットクルーHD(3657)

◇7−9月期の豪消費者物価指数(CPI、9:30)

◇9月の米耐久財受注額(21:30)

◇9月の米新築住宅販売件数(23:00)

◇米エネルギー省の石油在庫統計(週間)(23:30)

◇米5年物国債入札

◇ユーロ圏首脳会議(ブリュッセル)

◇海外7−9月期決算:ボーイング、ビザ、コノコフィリップス、スプリント・ネクステル、フォード・モーター

◇シンガポール市場とマレーシア市場が休場

外国人売買動向(外資系9社ベース)

売り  1340万株

買い   950万株

(金額ベースも売り越し)

清水洋介氏のプロフィール

慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券、リテラ・クレア証券で相場情報などに携わってきた。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤


※掲載されている内容は、コメント作成時における筆者の見解・予測であり、有価証券の価格の上昇または下落について断定的判断を提供するものではありません。
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