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日経平均 | 8843.98円 | △165.09円 |
売買高 | 13億3938万株 | − |
売買代金 | 8451億0900万円 | − |
値上がり銘柄 | 1283銘柄 | − |
値下がり銘柄 | 274銘柄 | − |
騰落レシオ | 101.69% | △9.96% |
米国株高や中国の経済指標の改善を好感して買われ、ユーロ高に連れて買戻しを急ぐ動きもあって大幅高
週末の米国株が大幅高となったことから買い先行となりました。米国市場で一時急激に円高が進んだことで逆に円売り介入期待も強まり、円高気味ではあったのですが、輸出株にも買戻しが入り大幅高となりました。外国人売買動向(市場筋推計、外資系9社ベース)が売り越しと伝えられたのですが特に問題視することもなく堅調なものが多くみられました。寄り付きの買いが一巡となっても円売り介入期待が根強く買戻しを急ぐ動きは続き値持ちの良い展開となりました。
後場に入ると中国のPMI(購買担当者景気指数)が改善したことが好感されて戻りを試す動きとなりました。中国関連といわれる銘柄などを中心に買われ大幅高となるものもみられましたが、物色の広がりも限定的、上値を買い上がるというよりも戻り売りのタイミングを計るというような雰囲気で上値も重く、膠着となりました。引けを意識する時間帯になると目先筋の持高調整の売り買いで振らされる場面もありましたが、ユーロが高くなるのに連動するように買われて高値圏での引けとなりました。
小型銘柄も堅調なものが目立ちましたが、主力銘柄ほど買戻しを急ぐ動きはなく、東証マザーズ指数とジャスダックTOP20は大幅高となったのですが、二部株指数や日経ジャスダック平均は堅調ながらも上値の重い展開となりました。先物もまとまった売り買いも散発的にみられるだけで、方向付けるようなまとまった売り買いはみられず、総じてみると方向感に乏しい展開となりました。先行きの動向をみての売り買いというよりもあくまでも目先の売り買いが中心となっているようです。
中国の経済指標の発表に反応する場面もあり、久しぶりに日中の動きがでるかと期待されましたが、特に方向感がみられるということでもなく、持高調整とみられる買戻しが一巡となると方向感に乏しい展開となりました。今後も業績動向などに振らされる場面もあるのでしょうが、基本的には為替次第ということになるのでしょう。足元の好調な業績も円高の影響で先行き懸念につながり、楽観的な見通しも慎重な見通しも為替をどのようにみているかで変わってくるのではないかと思います。
遅行線が日々線にサポートされるように日々線は基準線のサポートを確認して雲に突っ込んできました。RSIは方向感はなく、ストキャスティックスは高値圏らの下落が続いて下値余地もあり、いったんは雲に押さえられると思われます。基準線と雲の間でのもみ合いとなりそうです。
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