欧州金融不安が根強く大幅下落清水洋介の「日々是相場」朝刊(2/2 ページ)

» 2011年10月18日 07時00分 公開
[清水洋介,Business Media 誠]
前のページへ 1|2       

テクニカルポイント

 シカゴ市場(CME)の終値(8795円)水準である8800円前後が節目となっており、下値目処となりそうです。ここで下げ止まらないと8700円前後までの下落となるのでしょう。上値は8800円台半ばから後半が目処となりそうです。

本日の注目点

◇5年物国債〔10月債〕入札(10:30)

◇9月の全国百貨店売上高(日本百貨店協会、14:30)

◇4−9月期決算:東京製鉄(5423)

◇9月の英消費者物価指数(CPI、17:30)

◇10月の欧州経済研究センター(ZEW)独景気予測指数(18:00)

◇9月の米卸売物価指数(PPI、21:30)

◇8月の対米証券投資(22:00)

◇10月の全米住宅建設業協会(NAHB)住宅市場指数(23:00)

◇バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長講演(19日2:15)

◇7−9月期の中国の国内総生産(GDP)

◇9月の中国小売売上高・中国工業生産高・中国主要70都市の住宅価格

◇1−9月期の中国固定資産投資

◇7−9月期の香港失業率

◇ブラジル中銀通貨政策委員会(19日まで)

◇7−9月期決算:アップル、インテル、バンク・オブ・アメリカン、ゴールドマン・サックス、コカ・コーラ、ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)、ヤフー

外国人売買動向(外資系9社ベース)

売り  1150万株

買い  2010万株

(金額ベースも買い越し)

清水洋介氏のプロフィール

慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券、リテラ・クレア証券で相場情報などに携わってきた。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤


※掲載されている内容は、コメント作成時における筆者の見解・予測であり、有価証券の価格の上昇または下落について断定的判断を提供するものではありません。
前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.