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日経平均 | 8879.60円 | △131.64円 |
売買高 | 14億5314万株 | − |
売買代金 | 8916億9200万円 | − |
値上がり銘柄 | 1368銘柄 | − |
値下がり銘柄 | 211銘柄 | − |
騰落レシオ | 101.97% | △1.62% |
米国株高を受けて買い先行、大幅高となるも「閑散に売りなし」で値持ちのいい展開
先週末の米国株が大幅高となったことや為替も円安となったことから買い先行となりました。ただ、外国人売買動向(市場筋推計、外資系9社ベース)が売り越しと伝えられたこともあり、寄り付きの買いが一巡となると上値の重い展開となりました。それでも、ユーロが軟調となる場面でも売り急ぐ動きはなく、タイの洪水の被害が懸念される自動車株なども買戻しを中心に大きく買われ値持ちのいい展開となりました。大きく買われた銘柄には手仕舞い売りも出ているのですが、主力銘柄の売られ過ぎの修正は続いているという状況でした。
後場も値持ちの良い展開から上値を試すような場面もみられました。積極的に買い上がる材料がみられたということではなく、売り一巡感が出ているところで買戻しが入り、指数を押し上げました。先駆したインターネット関連銘柄などに軟調なものもみられたのですが、底堅さがみられると買戻しを急ぐ動きも続き、最後まで値持ちの良い展開となりました。円高懸念が払拭されたわけでも、タイの洪水の影響がなくなったわけでもないのですが、目先の買戻しを急ぐ動きで先物主導で指数を押し上げる場面もありました。
小型銘柄も堅調なものが多かったのですが、先駆したインターネット関連銘柄などが手仕舞い売りに押されて指数の上値を押さえる場面もありました。東証マザーズ指数は大幅高となりましたが、主力銘柄が大幅高となるなかで、二部株指数とジャスダックTOP20、日経ジャスダック平均は堅調というにとどまりました。先物は前場はまとまった売り買いは少なかったのですが、後場に入ってから買戻しを交えてまとまった買いが断続的に入り、指数を押し上げる場面もみられました。特に材料はなかったのですが、底堅さが確認されて買戻しを急ぐ動きとなったものと思います。
超閑散としていたわりに値持ちが良く、値持ちの良さを好感して買戻しを急ぐ動きもみられました。為替も主力銘柄も売られ過ぎの修正という感じではあるのですが、動きがない時は全く動かず、動き始めると一気に動くということが多いようです。個別の材料やテーマなどで動くというよりも市場全体が強気か弱気かということで一斉に動いているということのようです。相場全体の動きも「動いてみないとわからない」というような状況ではあるのですが、底入れ確認ということでもないのですが、少なくとも底割れ懸念はかなり薄れてきたということでしょう。
遅行線が日々線を抜けかけて来ました。ただ、日々線は雲を意識する水準であり、RSIは相変らず方向感はないものの、ストキャスティックスは高値圏にあり、いったんは遅行線が日々線にサポートされて底堅いものの、日々線が雲に押されて上値も重くなると思います。
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