卒業後3年以内の未就業者、新卒枠で受け入れの動き(1/2 ページ)

» 2011年10月13日 19時27分 公開
[Business Media 誠]

 学校を卒業後、3年以内の未就業者を新卒枠として受け付けている企業はどのくらい存在しているのだろうか。「新卒枠として受け入れている(事業によってはを含む)」としたのは45.1%、「新卒枠での受け入れを検討している」(7.1%)を合わせると52.2%。半数以上の企業は卒業後3年以内の未就業者を新卒枠で採用することに前向きな姿勢を見せていることが、ライフネット生命保険の調査で分かった。また「新卒に準ずる形(第二新卒など)で受け入れている」は10.8%、「新卒に準ずる形での受け入れを検討している」は11.9%。

卒業後3年以内の未就業者は新卒枠で受け入れ4割半(出典:ライフネット生命保険)

 従業員規模別にみると、規模が大きいほど未就業者を新卒枠で受け入れている傾向がうかがえた。また業種別でみると「金融業」(57.3%)が最も多く、次いで「医薬・医療」(56.9%)、「建設・不動産」(46.8%)、「ソフトウェア・情報処理」(41.9%)、「飲食・サービス」(41.6%)と続いた。

採用関係者の5割、手書き履歴書を評価

 PCで作成した履歴書よりも、手書きの履歴書を評価しますか? 採用関係者に聞いたところ「あてはまる」としたのは51.1%に対し、「あてはまらない」が18.9%。公的な文書はPCで作成したものが多いが、履歴書についてはまだまだ手書きを評価する企業が多い。

 また応募者がクールビズで面接を受けても選考には影響しませんか、という質問には「あてはまる」が43.0%、「あてはまらない」が26.0%。面接時に応募者がクールビズを着用することについては、4社に1社が否定的なものの、選考に影響しない企業が目立った。

(出典:ライフネット生命保険)
       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.