“希望”のメッセージを伝えたい――人気小説の絵本動画をデジタルサイネージで放映

» 2011年10月05日 12時58分 公開
[Business Media 誠]

 ダイヤモンド社とデジタルえほんは9月30日、書籍『希望をはこぶ人』の主人公ジョーンズのメッセージを絵本動画にし、デジタルサイネージ(電子看板、参照リンク)を設置している全国の自動車教習所(JACLA VISION)や医療機関(メディキャスター)合わせて800施設で放映すると発表した。放映期間は10月1日から1カ月間。

 2009年に米国で発売された『希望をはこぶ人』(原題:The Noticer)は、ホームレスから人気作家となった著者アンディ・アンドルーズ氏の自伝的小説として話題を呼んだ。「物の見方を変えれば世界も変わる」というメッセージは広く世界中で受け入れられ、現在20カ国で翻訳が決定しており、日本でも2011年4月に発売された。

 ダイヤモンド社とデジタルえほんは「『希望をはこぶ人』が厳しい環境下にある日本の、特に若者に今、必要とされているメッセージである」と認識し、ダイヤモンド社が同書の中から4つのエピソードを選び、その内容に共感したデジタルえほんの4人の若手クリエーターが各1本、合計4本の絵本動画を制作。10代後半〜20代前半が集まる自動車教習所と、希望というメッセージ発信にふさわしい医療機関で放映することになったという。

『希望をはこぶ人』絵本動画

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