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» 2011年10月04日 16時29分 UPDATE

清水洋介の「日々是相場」夕刊:ユーロ安、米国株安で売りが先行、底堅さもみられたが大幅続落 (1/2)

[清水洋介,Business Media 誠]

市況概況

日経平均 8456.12円 ▼89.36円
売買高 20億6924万株
売買代金 1兆3182億2500万円
値上がり銘柄 299銘柄
値下がり銘柄 1287銘柄
騰落レシオ 100.16% ▼9.07%

日経平均

昨日に引き続きユーロ安、米国株安を受けて売りが先行、底堅さもみられ方向感はないものの大幅続落

 米国市場が先週末に続き大幅下落となったことやユーロが大きく売られたことから売り先行となりました。外国人売買動向(市場筋推計、外資系9社ベース)が本日も大幅売り越しと伝えられたこともあり、寄り付きの売りが一巡となって戻りかけた場面では売り直されました。指数は狭い範囲での動きですがいったん下値を試した後はユーロが戻り歩調となったことで下げ幅縮小となりました。それでも改めて買い直すだけでの材料もなく、戻りも限定的、大幅続落となりました。医薬品株等ディフェンシブ銘柄の一角が底堅い堅調な展開となりましたが積極的に買い上がるということもなく、指数を押し上げることもありませんでした。

 後場も引き続き軟調となり、下値を試す場面もありましたが、日銀のETF(上場投資信託)買いに対する期待もあり、底堅さを確認しては戻りを試し、戻りを試してはユーロが軟調となって上値も重い展開が続くという状況でした。ユーロが高くなると買われ、安くなると売られるというような為替に連動しながらの小動きとなり、大きく方向感を示すこともなく、大幅安水準での動きとなりました。ユーロが売られても日銀のETF買いで値持ちもよかったのですが、幕間つなぎ的に値動きの良さを好感して買われるものも最後まで買い切れず、最後は売り買い交錯となるなかで大幅安水準での引けとなりました。

 小型銘柄も見切り売りに押されるものが多く、幕間つなぎ的に目先の値動きの良さで買われても上値も限定的となりました。東証マザーズ指数とジャスダックTOP20は大幅安、二部株指数と日経ジャスダック平均は軟調となりました。先物はまとまった売り買いも少なく、狭い値幅での動きとなりましたが、午後になって日銀のETF買いが見られるとまとまった買いも散発的ではあるものの見られ、指数を押し上げる場面もありました。ただ、追随する動きとはならず、大きく方向感を出すとか方向を変えるような動きにはなりませんでした。

 日経平均は下値を試す動きとなりましたが、8400円を割り込むところでは売り込み難く、日銀のETF買い期待もあって底堅さを確認するとさらに売り難くなるというようです。ただ、売り難いからと言って買い戻しを急ぐでもなく、積極的に買い上がるでもなく、指数は日中の動きは狭い範囲での動きとなることが多くなっています。8500円〜600円水準で底値固めとならず上値の重さを確認した格好となりましたが、早期に8500円を回復すれば底入れ感も出て来るのだと思います。

テクニカル分析

日経平均

 下ひげ線となりましたが、底入れ感は出ていません。RSIMおストキャスティックスも方向感はなく、下値模索のもみ合いが続いているという感じです。まだ当面は下値を試しながらも底堅く、戻りかけては売られるというような底値圏でのもみ合いが続きそうです。

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