金融不安や景気鈍化懸念が根強く大幅下落清水洋介の「日々是相場」朝刊(2/2 ページ)

» 2011年10月04日 07時00分 公開
[清水洋介,Business Media 誠]
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テクニカルポイント

 シカゴ市場(CME)の終値(8380円)を意識して8300円台後半から8400円前後が下値目処となりそうです。その水準を割り込むと8300円前後まで下落となるのでしょう。上値は安く寄り付くと8400円台後半が上値目処となり、その水準を抜けると8500円台前半から半ばの水準まで上昇となるのだと思います。

本日の注目点

◇9月のマネタリーベース(日銀、8:50)

◇10月の日銀当座預金増減要因見込み(8:50)

◇6カ月物国庫短期証券〔227回債〕入札(10:20)

◇8月の毎月勤労統計速報(厚労省、10:30)

◇10年物国債〔10月債〕入札(10:30)

◇ファストリ(9983)が9月の国内ユニクロ売上高を発表

◇3−8月期決算:セブン&アイ(3382)

◇8月の豪貿易収支(9:30)

◇8月の豪住宅着工許可件数(9:30)

◇豪中銀理事会の結果発表(12:30)

◇国際ショッピングセンター協会(ICSC)・ゴールドマン・サックバーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長が議会証言(23:00)

◇8月の米製造業受注(23:00)

◇欧州連合(EU)財務相理事会(ルクセンブルク)

◇中国・上海市場が休場

外国人売買動向(外資系9社ベース)

売り  2320万株

買い  1390万株

(金額ベースも売り越し)

清水洋介氏のプロフィール

慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券、リテラ・クレア証券で相場情報などに携わってきた。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤


※掲載されている内容は、コメント作成時における筆者の見解・予測であり、有価証券の価格の上昇または下落について断定的判断を提供するものではありません。
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