欧州金融不安が根強いことや中国などの景気鈍化懸念も指摘されて大幅下落清水洋介の「日々是相場」朝刊(2/2 ページ)

» 2011年09月29日 07時00分 公開
[清水洋介,Business Media 誠]
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テクニカルポイント

 8500円台前半と8600円台前半が節目となっており、この水準が中心になりそうです。8600円台前半を抜けると8700円前後まで上昇となるのでしょうが、8500円台前半を割り込んでも8500円前後では下げ渋りとなりそうです。その水準で下げ渋りとならないと8400円前後までの下落となりそうです。

本日の注目点

◇対外・対内証券売買契約〔週間、指定報告機関ベース〕(財務省、8:50)

◇9月上旬分の貿易統計(財務省、8:50)

◇8月の商業販売統計速報(経産省、8:50)

◇8月の建設機械出荷額(日本建設機械工業会、12:00)

◇11月の電気料金発表(電力10社)

◇3−8月期決算:しまむら(8227)

◇バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長講演(6:00)

◇ローゼングレン・ボストン連銀総裁講演(15:50)

◇9月の独失業率(17:00)

◇米新規失業保険申請件数(週間)(21:30)

◇4〜6月期の米実質国内総生産(GDP、確定値、21:30)

◇プロッサー・フィラデルフィア連銀総裁講演(21:30)

◇8月の米仮契約住宅販売指数(23:00)

◇7年物米国債入札

◇台湾中央銀行の理監事会議(金融政策決定会合)

外国人売買動向(外資系9社ベース)

売り  1910万株

買い  1660万株

(金額ベースも売り越し)

清水洋介氏のプロフィール

慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券、リテラ・クレア証券で相場情報などに携わってきた。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤


※掲載されている内容は、コメント作成時における筆者の見解・予測であり、有価証券の価格の上昇または下落について断定的判断を提供するものではありません。
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