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» 2011年09月28日 16時11分 UPDATE

清水洋介の「日々是相場」夕刊:昨日の大幅高の反動や配当落ちもあって上値も限定的 (1/2)

[清水洋介,Business Media 誠]

市況概況

日経平均 8615.65円 △5.70円
売買高 18億5953万株
売買代金 1兆2327億6800万円
値上がり銘柄 1323銘柄
値下がり銘柄 271銘柄
騰落レシオ 116.08% △11.10%

日経平均

欧州金融不安が一段落、米国株が大幅高となったが昨日の大幅高の反動や配当落ちもあって上値も限定的

 前日の流れを引き継ぎ欧州では金融不安が一段落、それを受けて米国株も大幅高となったことから買い先行となりました。為替も比較的落ち着いており、外国人売買動向(市場筋推計、外資系9社ベース)も金額は売り越しながらも株数は買い越しと伝えられ、寄り付きの買いが一巡となった後も配当落ちを埋めるように堅調な地合いとなりました。ただ、昨日の引け際に大きく買われていたこともあり、寄り付きからの買いが一巡となると上値も重くなりました。配当を取ったことでの手仕舞い売りや円高気味になったことでの見切り売りなどもあり、指数は小動きとなりました。

 後場も上値の重い展開が続きました。手仕舞い売りを急ぐ動きもあって一時軟調となる場面もあり、また、為替に振らされて売り直される場面もあり、大きく売られることもなかったのですが、冴えない展開となりました。それでも底堅さがみられると見直し買いなどもみられて堅調となり、前場同様に為替に振らされながらも冴えないながらも底堅い動きとなりました。物色対象も絞り切れず、最後は手仕舞い売りに押されましたが、一方で買い戻しもみられて小幅高となりました。売られ過ぎの修正はみられるものの上値を買い上がるだけの手掛かりに乏しいということで上値も限定的、早めの手仕舞い売りに押された格好となりました。

 小型銘柄は配当落ちとなるもの、配当を取った後の手仕舞い売りに押されるものなどがある一方で、売り一巡感のあるインターネット関連銘柄等が物色されてまちまち、指数の動きもまちまちとなりました。東証マザーズ指数が大幅高、ジャスダックTOP20も堅調となるなかで日経ジャスダック平均や二部株指数は軟調となりました。先物はまとまった売り買いはほとんどみられず、散発的にみられても大きく相場全体の方向感を示すようなこともありませんでした。相変らず目先的な売り買いが中心となっていたようです。

 米国市場等に反応しながらも寄り付きの売り買いが終わると方向感に乏しい展開となることが多くなっています。昨日の引け際の動きのように配当落ちなどの特殊要因にしてもあくまでも目先的な需給要因で動いているということでしょう。日経平均は取りあえず8500円〜600円水準の節目での底堅さを確認した格好ですが、今後はここを基準にしっかりと上値の節目である8800円〜900円水準を試す動きとなるのか、あるいはまだまだ懸念材料も多いということで、8500円水準を割り込んでしまうのかを見極めることになりそうです。

テクニカル分析

日経平均

 転換線を抜けたものの戻りが鈍くなっています。RSIは方向感に乏しいものの上昇気味であり、ストキャスティックスは下値余地がありながらも底値圏で反発となりかけているのですが、遅行線は日々線に押されて上値もまだ重く、まだ底堅く強含みなのでしょうがもみ合いの中での動きということなのでしょう。

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