FOMCに対する失望感と、景気鈍化懸念が強まったことから大幅下落清水洋介の「日々是相場」朝刊(2/2 ページ)

» 2011年09月22日 07時00分 公開
[清水洋介,Business Media 誠]
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テクニカルポイント

 (中心限月が12月限月となり、配当の関係で現物指数よりも60円〜70円程度安くなっています)シカゴ市場(CME)の終値(8530円)の水準である8500円台前半が下値目処となりそうです。ただ、8500円台半ばから後半の水準にも節目がみられ、その水準で下げ止まるのかどうかがまずは注目されそうです。安く寄り付いたあとも8600円台半ばから後半が上値目処となりそうですが、8500円台で始まるような展開であれば8600円前後が上値となるかもしれません。

本日の注目点

◇8月の全国スーパー売上高(日本チェーンストア協会、14:00)

◇8月のパソコン国内出荷実績(電子情報技術産業協会、14:00)

◇6−8月期決算:日本オラクル

◇マザーズ上場:ブレインパッド

◇4−6月期のニュージーランド国内総生産(GDP、7:45)

◇米新規失業保険申請件数(週間)(21:30)

◇8月の米景気先行指標総合指数(23:00)

◇原子力安全に関する首脳級会合(ニューヨーク)

◇20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議(ワシントン、23日まで)

◇8月の香港消費者物価指数(CPI)

◇米10年物インフレ連動国債入札(銘柄統合)

◇海外6−8月期決算:フェデックス、ナイキ

外国人売買動向(外資系9社ベース)

売り  1620万株

買い  1370万株

(金額ベースも売り越し)

清水洋介氏のプロフィール

慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券、リテラ・クレア証券で相場情報などに携わってきた。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤


※掲載されている内容は、コメント作成時における筆者の見解・予測であり、有価証券の価格の上昇または下落について断定的判断を提供するものではありません。
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