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» 2011年09月21日 16時07分 UPDATE

清水洋介の「日々是相場」夕刊:売り飽き気分もあって底堅い堅調な展開 (1/2)

[清水洋介,Business Media 誠]

市況概況

日経平均 8741.16円 △19.92円
売買高 14億4201万株
売買代金 9558億2800万円
値上がり銘柄 556銘柄
値下がり銘柄 942銘柄
騰落レシオ 98.04% ▼3.88%

日経平均

金融不安や景気鈍化懸念は根強いが売り飽き気分もあって底堅い堅調な展開

 米国市場はまちまちとなり、為替は大きな動きはみられず、外国人売買動向(市場筋推計、外資系9社ベース)も株数は売り越し、金額は買い越しと、総じて方向感のない手掛かり難のなか、売り先行となりました。ただ、昨日の大幅下落の後ということもあり、寄り付きの売りが一巡となった後は売り飽き気分もあって底堅い展開となりました。ただ、懸念される金融不安や景気鈍化が解決した、払拭したということでもなく、積極的に買い上がる動きも買い急ぐ動きもみられず指数は小動きとなりました。

 後場は寄り付きから持高調整とみられる買いが見られ一段高となる場面もありました。積極的に買い上がるというよりはまとまった買いが入ることで、買い戻しを急ぐ動きもみられたということなのだと思います。特に材料が出て買われるということでもなく、物色対象も絞り切れないのですが、売り買いともに手控え気味の中でちょっとした買いが入ると堅調な動きとなるということなのだと思います。結局、最後まで方向感はみられず、堅調とはなりましたが、相変らず盛り上がりにも欠け、冴えないなかで指数ばかりが高いという感じでした。

 小型銘柄は買い気の乏しい中で値動きの悪さを嫌気する売りもあり、軟調となるものが目立ちました。内需銘柄の一角など堅調となるものもみられ、二部株指数は小幅高、日経ジャスダック平均は小幅安、東証マザーズ指数とジャスダックTOP20は大幅安となるなどまちまちの展開でした。先物はまとまった売り買いが散発的にみられましたが、しっかりと方向感を示すようなことでもなく、追随する動きも限られ、目先の手仕舞いの売り買いなどが中心となっていたようです。方向感のないなかで、目先の値動きを追う売り買いが中心となっていました。

 米FOMC(公開市場委員会)の結果を控えて、売り買いともに決定的な材料にも、参加者にも乏しい展開となっています。FOMCの結果を受けての週末となっても、日本市場は3連休となることでもあり、方向感の見えにくい展開は続くのではないかと思います。週末といっているうちに月末・期末となり、積極的に持高を増やし難いのではないかと思われ、底堅さは見られるものの上値も重いような展開はもう少し続くのではないかと思います。個別企業の業績は決して悪いものではなく、底堅さはみられるのだと思います。

テクニカル分析

日経平均

 転換線と基準線の間での動きとなっています。RSIは上値余地はありながら方向感はなく、ストキャスティックスは高値圏に近いのですが上値余地もあって上昇が続いており、底堅いながらも方向感に乏しい展開が続くのでしょう。

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