欧州金融不安を織り込み、値ごろ感からの買いが入り堅調清水洋介の「日々是相場」朝刊(2/2 ページ)

» 2011年09月14日 07時00分 公開
[清水洋介,Business Media 誠]
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テクニカルポイント

 (本日から中心限月が12月限月となり、配当の関係で現物指数よりも60円〜70円程度安くなっています)8500円台後半から8600円台前半が中心となりそうです。8600円台前半を抜けてくると8700円前後まで上昇、8500円台水準を割り込んでも8500円台前半では底堅さもみられるのでしょう。

本日の注目点

◇3カ月物国庫短期証券〔223回債〕入札(10:20)

◇8月の首都圏・近畿圏マンション市場動向(不動産経済研究所、13:00)

◇7月の鉱工業生産指数確報(経産省、13:30)

◇6月の英失業率(17:30)

◇7月のユーロ圏鉱工業生産(18:00)

◇8月の米小売売上高(21:30)

◇8月の米卸売物価指数(PPI、21:30)

◇7月の米企業在庫(23:00)

◇米エネルギー省の石油在庫統計(週間)(23:30)

◇米30年物国債入札

◇8月のインド卸売物価指数(WPI)

外国人売買動向(外資系9社ベース)

売り  1490万株

買い  1460万株

(金額ベースは不明)

清水洋介氏のプロフィール

慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券、リテラ・クレア証券で相場情報などに携わってきた。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤


※掲載されている内容は、コメント作成時における筆者の見解・予測であり、有価証券の価格の上昇または下落について断定的判断を提供するものではありません。
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