貯蓄はいくら? 25〜34歳のビジネスパーソン(1/2 ページ)

» 2011年09月13日 13時01分 公開
[Business Media 誠]

 若いビジネスパーソンはどのくらい貯蓄しているのだろうか。25〜34歳のビジネスパーソンに貯蓄額を聞いたところ、平均貯蓄額は320万円と2年連続で増加していることが、インテリジェンスの調査で分かった。また昨年に比べ貯蓄額が「増加した」人は30.2%に対し、「減少した」は14.2%と増加した人が約2倍多いことが明らかに。

(出典:インテリジェンス)

 増加したと答えた人にその理由を聞いたところ「定期的に貯金した」と答えた人がトップ。そのうち積み立てや財形貯蓄など自動的に貯金する方法をとっている人が約4割、給与から一定額を自身で貯金に回している人が6割。次いで多かったのが「節約した」で、外食や買い物を控えた人よりも、不況を境に家計の収支バランスを見直した、と根本的な改善を行った人が目立った。

 また、3位の「給与が増えた」、6位の「ボーナスが増えた」は、昨年の調査では10位以内にランクインしていなかった。「景気が回復し、給与やボーナスがリーマンショック以前に戻った」「残業代が出るようになった」といった回答が見られた。

 一方、減少した理由をみると「給与が減った」(1位)、「ボーナスが減った」(7位)など収入の減少、「家の購入・引越し」(2位)、「車の購入」(4位)、「海外旅行」(9位)といった大きな支出、「結婚費用」(5位)、「出産・養育費」(6位)などライフスタイルの変化、の3つが上位に挙がった。

(出典:インテリジェンス)
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