景気対策も材料視されず大幅安清水洋介の「日々是相場」朝刊(2/2 ページ)

» 2011年09月12日 07時00分 公開
[清水洋介,Business Media 誠]
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テクニカルポイント

 (本日から中心限月が12月限月となり、配当の関係で現物指数よりも60円〜70円程度安くなっています)シカゴ市場(CME)の日経平均先物は8500円を割り込む水準まで売られ、その水準である8500円前後が下値の節目となりそうです。8500円前後を割り込むと8400円台前半まで下落となるのでしょう。上値は8600円前後が目処と見られますが、高く寄り付けば下値目処となるのでしょう。その水準を上回ると8600円台半ばから後半が目処となりそうです。

本日の注目点

◇8月の企業物価指数(日銀、8:50)

◇日銀金融政策決定会合議事要旨(8月4日開催分、8:50)

◇7〜9月期の法人企業景気予測調査(内閣府財務省、8:50)

◇7月の第3次産業活動指数(経産省、8:50)

◇8月の中古車登録台数(自販連、11:00)

◇7月の豪貿易収支(10:30)

◇4〜6月期のトルコ国内総生産(GDP、16:00)

◇7月のイタリア鉱工業生産

◇8月のポルトガル消費者物価指数(CPI)

◇米3年物国債入札

◇中国・上海と台湾市場が休場

◇韓国市場が休場(13日まで)

外国人売買動向(外資系9社ベース)

売り  1280万株

買い   960万株

(金額ベースも売り越し)

清水洋介氏のプロフィール

慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券、リテラ・クレア証券で相場情報などに携わってきた。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤


※掲載されている内容は、コメント作成時における筆者の見解・予測であり、有価証券の価格の上昇または下落について断定的判断を提供するものではありません。
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