大幅高の反動やFRB議長講演への失望、雇用への懸念が強まり大幅安清水洋介の「日々是相場」朝刊(2/2 ページ)

» 2011年09月09日 07時00分 公開
[清水洋介,Business Media 誠]
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テクニカルポイント

 (本日から中心限月が12月限月となり、配当の関係で現物指数よりも60円〜70円程度安くなっています)8800円前後が節目となっており、この水準が中心となりそうです。上値は8800円台半ばから後半と見られ、その水準を抜けると9000円前後まで一気に上昇となるかもしれません。下値は8700円台前半と見られ、その水準を割り込むと8600円台半ばまで下落となりそうです。

本日の注目点

◇8月のマネーストック(日銀、8:50)

◇4−6月期の国内総生産(GDP)改定値(内閣府、8:50)

◇8月の消費動向調査(内閣府、14:00)

◇株価指数先物・オプション9月物の特別清算指数(SQ)算出

◇バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長講演(2:30)

◇7月の米消費者信用残高(4:00)

◇7月の仏鉱工業生産(15:45)

◇7月の米卸売売上高(23:00)

◇7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議(仏マルセイユ、10日まで)

◇8月のカナダ失業率

◇8月の中国消費者物価指数(CPI)

◇8月の中国工業品出荷価格指数(卸売物価指数)

◇8月の中国工業生産高

◇8月の中国小売売上高

◇1−8月の中国固定資産投資

外国人売買動向(外資系9社ベース)

売り  1150万株

買い  1160万株

(金額ベースも買い越し)

清水洋介氏のプロフィール

慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券、リテラ・クレア証券で相場情報などに携わってきた。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤


※掲載されている内容は、コメント作成時における筆者の見解・予測であり、有価証券の価格の上昇または下落について断定的判断を提供するものではありません。
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