夫婦の呼び方、家では「名前やニックネーム」、外では「嫁・旦那」

» 2011年09月08日 13時01分 公開
[Business Media 誠]

 お互いがどのくらい仲が良いのかもうかがえる名前の呼び方。夫婦間ではどのように呼び合っている人が多いのだろうか。

 リクルート ブライダル総研の調査によると、結婚経験者に「普段の配偶者の呼び方」を尋ねたところ、男性では「名前や名前にちなんだニックネーム」(48.4%)と「お母さん・ママ・おかあちゃんなど」(31.2%)が上位。以下、「おい、ねえ」が9.0%、「あなた・お前」が4.0%、「名前以外のニックネーム」が3.2%で続いた。

 一方、女性でも「名前や名前にちなんだニックネーム」(46.6%)と「お父さん、パパ、おとうちゃんなど」(37.6%)が上位。「名前以外のニックネーム」が5.8%、「あなた、おまえ」が4.2%、「呼ばない」が2.8%で続いた。

 年代によって傾向は大きく異なっており、「名前や名前にちなんだニックネーム」は年代が下になるほど割合が高くなり、「お母さん・ママ・おかあちゃんなど」「お父さん、パパ、おとうちゃんなど」「おい、ねえ」は年代が上になるほど高くなっていた。

普段の配偶者の呼び方(出典:リクルート ブライダル総研)

外では「嫁・嫁さん」「旦那・旦那さん」がそれぞれトップ

 他人に話す時の配偶者の呼び方は、男性のトップ3は「嫁・嫁さん」(33.6%)、「名前」(10.0%)、「家内」(10.0%)。女性のトップ3は「旦那・旦那さん」(33.6%)、「主人」(28.6%)、「お父さん、パパ、おとうちゃん」(9.6%)だった。

 年代別にみると、「嫁・嫁さん」「旦那・旦那さん」「名前」は年代が下になるほど割合が高くなり、「家内」「主人」は年代が上になるほど高くなっていた。

 インターネットでの調査で、対象は首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)、東海(愛知・岐阜・三重)、関西(大阪・兵庫・京都・奈良・滋賀・和歌山)在住で、「既婚者かつ本人初婚」および「離婚経験のある独身者かつ結婚経験1回」の20〜60代の男女1200人。調査期間は3月24日から29日。

他人に話す時の配偶者の呼び方(出典:リクルート ブライダル総研)

関連キーワード

結婚 | ニックネーム | リクルート


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.