家族の絆を意識して? 料理をする父親が増えている

» 2011年09月06日 17時30分 公開
[Business Media 誠]

 結婚している男性で料理をしている人はどのくらいいるのだろうか。30〜40代の既婚男性に、家で料理を作る頻度を聞いたところ「週に1回程度」(32%)が最も多く、次いで「週に2〜3回程度」(25%)、「月に1回程度」(17%)であることが、ミツカンの調査で分かった。「週に1回以上」料理をしている人は70%、また「週に4回以上」は13%と、父親がキッチンに立つ頻度は高いようだ。

家庭で料理を作る頻度(出典:ミツカン)

 また最近数カ月で料理をする頻度が増えましたかと聞くと、26%が「増えた」と回答。そのきっかけとして「家族サービスを考えて」(46%)が最も多く、以下「お金の節約を意識して」(26%)、「家にいる時間が増えたから」(24%)、「趣味のひとつにしたくて」(24%)、「家族の絆を深めたくて」(22%)という結果に。「震災後、“家族の絆”に関して意識が高まっているが、『料理』を家族の絆を強めるツールとして活用している人もいるようだ」(ミツカン)

得意料理はナニ?

 家で料理をするときに重視しているポイントは何だろうか。この質問に対し「子どもが食べられる味にする」(51%)が最も多く、次いで「短時間で作る」(44%)、「調理の段取りを良くする」(42%)と続いた。

家で料理をするときに重視しているポイント(出典:ミツカン)

 また自身の得意料理を尋ねると、トップは「カレー」(32%)。以下「パスタ」(24%)、「チャーハン」(21%)、「煮物」(13%)、「焼きそば」「野菜炒め・炒め物」(いずれも11%)と続いた。ちなみに、大阪在住の父親で「お好み焼き」と答えた人は11%、東京在住の父親は4%。東京と大阪での差異も見受けられた。

 インターネットによる調査で、30〜40代の既婚男性416人が回答した。調査時期は8月。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.