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日経平均 | 9060.80円 | △105.60円 |
売買高 | 17億0507万株 | − |
売買代金 | 1兆1628億1800万円 | − |
値上がり銘柄 | 1015銘柄 | − |
値下がり銘柄 | 504銘柄 | − |
騰落レシオ | 87.12% | △6.60% |
米国株高や中国経済指標の改善などを受けて売られすぎの修正もあって大幅高
米国市場は堅調となったことから買い先行となりました。ただ、円高気味ということは変わらず、外国人売買動向(市場筋推計、外資系9社ベース)が相変わらず売り越しということもあって、寄付きの買いが一巡となった後は上値も重くなりました。それでも月替わりということもあって、目先筋の買いも入り、中国のPMI(製造業購買担当者景気指数)が予想を上回って5カ月ぶりに改善したこともあり、また円安に振られる場面もあって買われ、大幅高となりました。
後場も値持ちのいい展開は続いたのですが、改めて積極的に買い上がるようなこともなく、上値が重くなると目先筋の手仕舞い売りや見切売りに押されるという状況で方向感に乏しい展開となりました。引けを意識する時間帯になると、さらに手仕舞い売りを急ぐ動きもみられ、指数はじりじりと上げ幅を縮小する展開となりました。足元の底入れ感が強まってもなかなか先高期待にはつながらず、あくまでも目先の需給に振らされるということなのだと思います。
小型銘柄も総じて堅調となる場面もあったのですが、目先の手仕舞い売りも多くなりました。二部株指数や日経ジャスダック平均は堅調ですが、東証マザーズ指数やジャスダックTOP20は軟調となりました。先物もまとまった売り買いは散発的でしたが、引けを意識する時間帯からは断続的にまとまった売りが出る場面もあり、指数の上げ幅を縮小させました。ただ、方向感を持っての売り買いというよりはあくまでも目先の売り買いが中心となっていました。
底入れ感も強まって売られすぎの修正はみられるのですが、積極的に買い上がるような動きはみられません。まだ、新首相の政策の方向性もみられず、米国や中国などでの景気鈍化懸念や欧州での金融不安が払拭されたということでもなく、先高期待が強まって買い上がるということにはならないものと思います。日本でも金融緩和も大切なのですが、「お金を使わせること」が大切なのだと思います。積極的に投資を行っている企業などは戻り相場では活躍するのかもしれません。
戻りを試す展開が続いています。節目とみられるところもなく、基準線までの戻りも期待できそうです。ストキャスティックスは高値圏にあるのですが、RSIは上昇が続いて上値余地もあり、もう一段の上昇は十分に期待できそうです。
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