縮む器、ニッポンへの“とてつもない処方せん”郷好文の“うふふ”マーケティング(3/3 ページ)

» 2011年08月25日 08時00分 公開
[郷好文,Business Media 誠]
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国家レベルでもとてつもなく

 問題は日本に充満する“心の空洞化”である。挑戦をあきらめ、現状維持思考がはびこっているように見える。円高で産業界もグロッキーだが、見方を変えれば米国が衰退しているだけである。それは日本がもう一度「世界の中心地」を目指すチャンスでもある。

 そこで国家レベルでも、とてつもない目標を立てたい。

 例えば「自然エネルギーで自給率100%」。現在のエネルギーの自給率はわずか4%、原子力を入れても18%。自然エネルギーは水力発電を入れても1割にも満たない。

 それをあえて自然エネルギーのみで100%として、輸出もしたい。実現のため世界から資金を集める。海外移民も受け入れる。英語と日本語を共通語にする。クリーンなエネルギーを世界に輸出して、放射能で地球という器を汚染した償いをしたい。自然エネルギーは安定的な供給は難しいが、そんな志を立ててもいいのではないだろうか。

エネルギー自給率(出典:東北電力)

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