問題は日本に充満する“心の空洞化”である。挑戦をあきらめ、現状維持思考がはびこっているように見える。円高で産業界もグロッキーだが、見方を変えれば米国が衰退しているだけである。それは日本がもう一度「世界の中心地」を目指すチャンスでもある。
そこで国家レベルでも、とてつもない目標を立てたい。
例えば「自然エネルギーで自給率100%」。現在のエネルギーの自給率はわずか4%、原子力を入れても18%。自然エネルギーは水力発電を入れても1割にも満たない。
それをあえて自然エネルギーのみで100%として、輸出もしたい。実現のため世界から資金を集める。海外移民も受け入れる。英語と日本語を共通語にする。クリーンなエネルギーを世界に輸出して、放射能で地球という器を汚染した償いをしたい。自然エネルギーは安定的な供給は難しいが、そんな志を立ててもいいのではないだろうか。
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