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» 2011年08月24日 06時06分 UPDATE

タレントの島田紳助氏が芸能活動を引退――会見全文 (1/5)

よしもとクリエイティブ・エイジェンシーは8月23日22時、緊急会見を行い、タレントの島田紳助氏が芸能活動を引退することを発表した。理由は暴力団関係者と付き合いがあったため、というもの。島田紳助氏に加えて、同社の水谷暢宏社長も参加した会見の詳細をお伝えする。

[堀内彰宏,Business Media 誠]

 よしもとクリエイティブ・エイジェンシーは8月23日22時、緊急会見を行い、タレントの島田紳助氏が芸能活動を引退することを発表した。理由は暴力団関係者と付き合いがあったため、というもの。

 「クイズ!ヘキサゴンII」(フジテレビ系列)、「紳助社長のプロデュース大作戦!」(TBS系列)、「行列のできる法律相談所」(日本テレビ系列)、「開運!なんでも鑑定団」(テレビ東京系列)など各局に司会を務めるレギュラー番組を多く持つ島田氏。吉本興業だけでなく、テレビ局の経営に与える影響も小さくない。島田氏に加えて、同社の水谷暢宏社長も参加した会見の詳細をお伝えする。

ah_simada1.jpg 会見場が満員となったため、モニタールームが用意された

暴力団関係者と携帯メールのやりとり

水谷 本日は急なご案内にもかかわらず、お集まりをたまわり、大変恐縮に存じます。株式会社よしもとクリエイティブ・エイジェンシーの社長を務めております水谷と申します。このたび、島田紳助につきまして、本日限りで芸能活動から引退することになりましたので、ここにご報告を申し上げます。

 これまで調査をいたしましたところによりますと、島田紳助について2005年6月ごろから2007年6月ごろまで、暴力団関係者との間に一定の親密さをうかがわせる携帯メールのやり取りを行うなどの交流関係を持っていたことが判明いたしました。

 かかる事実につきましては、本年8月中旬ごろに外部からの情報を口頭で入手し、その後、当該情報の信頼性、確実性を調査検証しておりました。結果として、信頼性が高いという判断に至りましたので、ただちに本人と面談を行いまして、事実を確認いたしましました。ここにおります本人にございましては素直に事実を認め、何ら弁解をすることなく、深く反省をしております。

 次に問題となっている行為のうち、確認された部分についてのご説明をいたします。メールのやり取りを行っていた人物の個人名や団体名などはこの場では伏せさせていただきますが、島田紳助とは数十年来の友人関係にありました。その後、残念なことにその友人は暴力団関係者となってしまいましたが、友人関係を保っておりました。

 そのような折、本人が移動中にたまたま声をかけられた人物が暴力団関係者であり、かつ先ほど説明いたしました島田紳助の友人と親しい間柄にあるということで、その後、友人を介して、その関係者からも連絡を受けるようになり、その関係者との交流が開始されました。

 その後、友人とはメールや電話ではげまし合ったりする関係でありました。また、別の関係者とは友人を介して言葉をかけたり、まれに電話をしたり、また当該関係者が島田紳助が個人で営業する飲食店に来店するという関係となりました。しかしながら、特に頻繁に会ったりすることはなく、もちろん本人が違法行為に関わったり、暴力団の活動に協力したりするようなこともなく、経済的な利害関係が認められるということもございませんでした。

 今回判明した行為はただ今説明させていただいた通りですが、このような行為は社会的影響力の高いテレビなどのメディアに出演しているタレントとしては、その理由のいかんを問わず、許されないものと考えています。特に島田紳助は長年にわたり、多数のテレビ番組などにメイン司会者として出演しており、高いモラルが要求されるべき立場にあります。弊社といたしましては、今回の件に関して厳格な態度で臨むべきであるという判断に至りました。

 このような事実を踏まえて、本人に対しマネジメント契約の解除を視野に入れた厳しい処分を検討していましたが、本人から自ら「引退」というタレントとして最も重い決断の申し出があったため、弊社としてはこれを慎重に検討いたしまして、受け入れることといたしました。

 弊社では各タレントに対するコンプライアンス研修を毎年実施しており、その一環として、暴力団を含む反社会勢力との関係遮断についても啓発に努めてまいりました。このような中で、本件が発覚したということは誠に残念ではありますが、今後ともこれまでの取り組みを一層強化し、再びこのような事態が生じないよう、全力を挙げたいと思っています。

 この場を借りまして、島田紳助のファンのみなさまを始めとした関係各位の信頼を裏切り、多大なるご心配とご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。このたびは大変申しわけございませんでした。

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