アンティークから最新ウオッチまで、いろんな時計を紹介してきましたが、今回登場するのは時計そのものではなく時計ストラップ。しかも人気のiPod nanoを腕時計として使い倒せるようにするストラップです。この時点で頭の中には「?」マークがはげしく点滅。いったい、どんな仕掛けなのか確かめるべく、早速その現物を見に行ってきました。
訪れたのは、フランスの老舗時計ストラップブランド「ジャン・ルソー」の銀座店。パリに続いて世界で2番目となる直営店です。フランスで修行をした職人が何人も常駐しており、オーダーメイドにより世界で1本の、自分だけのウオッチストラップが短期間で完成することで知られています。実際にストラップを製作する職人が接客にあたるので、わがままな注文や微妙なニュアンスがダイレクトに伝わるというのがウケているのです。
オーダーする側が用意しなければならないのはiPod nano。これが腕時計の本体となります。「えっ? なぜ」と思われるかもしれませんが、iPod nanoの画面を時計モードに設定するとスクエアフェースのアナログ時計が現れます。しかも、うれしいことに黒文字盤か白文字盤かを選べます。これを時計に見立ててストラップをオーダーメイドで作るのです。
ストラップに使用する革素材は、カーフ、シャーク、アリゲーターの3種類から選べます。シャークで10色以上、カーフなら15色以上、最高級のアリゲーターでは72色以上から選べるというから驚き。ステッチも30色以上からセレクトが可能で、この組み合わせだけでも多くて頭がクラクラしてきそうです。
でも、革見本を並べて、「あーでもない、こーでもない」と悩んでいるときが、実はいちばん楽しい。ちなみに気になる料金は税込みで、カーフが1万500円、シャークが1万6800円、アリゲーターが3万9900円です。
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