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日経平均 | 8719.24円 | ▼ 224.52円 |
売買高 | 20億4704万株 | − |
売買代金 | 1兆3629億1300万円 | − |
値上がり銘柄 | 241銘柄 | − |
値下がり銘柄 | 1324銘柄 | − |
騰落レシオ | 67.57% | ▼1.97% |
世界的な信用収縮の動きや景気鈍化懸念から欧米株安を受けて大幅下落
欧米株安を受けて売り先行、売り気配から始まる銘柄も多く大幅安の始まりとなりました。寄り付きの売りが一巡となった後は目先筋の買い戻しや為替が円安に振れたことで買い急ぐ向きもあり、戻り歩調となる場面もあったのですが、外国人売買動向(市場筋推計、外資系9社ベース)が大幅売り越しと伝えられたことや為替も介入ではないとされたことから売り直され、週末の手仕舞い売りもあって大幅安水準でのもみ合いとなりました。節目とみられる8800円を割り込むところからは売り急ぐ動きもなく、指数も下げ止まりとなりました。
後場も引き続き大幅安水準で手掛かり難のなか小動きとなりましたが、改めて売り叩くような売り手もなく指数も下げ渋りとなったことから、買い戻しも入りじりじりと指数も下げ幅縮小となりました。主力銘柄も大きく売られるということでもないのですが、買われるものが少ないという状況で、下げ幅を広げるような材料もない代わりに、買い急ぐだけの材料もないという感じでした。ただ、週末ということで戻りかけるところでは手仕舞い売りやヘッジ売りも多く、最後まで戻りきらず、地震で売り直される場面もあり大幅安となりました。
小型銘柄も一部インターネット関連銘柄等に高いものはみられるのですが、総じて軟調となりました。東証マザーズ指数、二部株指数、日経ジャスダック平均にジャスダックTOP20と揃って大幅安となりました。先物のもまとまった売り買いは朝方の売り買いが一巡したあとはほとんど見られなかったのですが、ちょっとした売り買いに指数が振らされる場面もありました。ただ、相変らず方向感を持って買われるとか売られるということもなく、指数を方向付けるような動きはありませんでした。
持高調整の売りも一巡かと思われたのですが再度世界的な景気鈍化懸念もあってリスク許容度の低下が見られ、持高調整の売りも出ていたものと思います。「明日の相場雑感」でも述べたのですが主力銘柄を中心に「普通」に考えると売られ過ぎているような水準まで売られているものも多く、信用収縮の流れが一段落となれば見直し買いも入ると思います。地震で売られた分は下がり過ぎということで、日経平均も何とか節目とみられる8800円水準では下げ渋っているとみてもいいのではないかと思います。
転換線に押さえられて下値を試す展開となりました。RSIもストキャスティックスも底値圏から上昇となっており、ここですぐに切り返すようであれば、再度戻りを試す展開になるのでしょうが、ここで切り返さないと下値を試す動きが続くのだと思います。
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