米国雇用の改善や好調な企業業績の発表を受けて大幅高清水洋介の「日々是相場」朝刊(2/2 ページ)

» 2011年08月12日 08時33分 公開
[清水洋介,Business Media 誠]
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テクニカルポイント

 毎日シカゴ市場(CME)に振り回されている感じですが本日もCMEの終値(9070円)水準、9000円台後半から9100円前後が節目となりそうです。その水準を抜けるようであれば、9200円台前半まで上昇となるのでしょう。下値は高く寄り付けば9000円台前半が目処となるのでしょうが、9000円を割り込むような場面もあるのかもしれません。

本日の注目点

◇7月の発受電電力量(電事連、11:00)

◇6月の鉱工業生産指数確報(経産省、13:30)

◇2010年基準を適用した10年1月−11年6月の消費者物価指数(CPI)公表(総務省、17:00)

◇株価指数オプションとミニ日経平均先物8月物の特別清算指数(SQ)算出

◇ジャスダック上場:ヒト・コミュニケーションズ(3654)

◇4−6月期決算:マツキヨHD(3088) 、三越伊勢丹(3099)、東京精(7729)、NKSJHD(8630)

◇4−6月期の仏国内総生産(GDP)速報値(14:30)

◇6月のユーロ圏鉱工業生産(18:00)

◇7月の米小売売上高(21:30)

◇6月の米企業在庫(23:00)

◇ダドリー・ニューヨーク連銀総裁講演(23:05)

◇8月の米消費者態度指数(速報値、ミシガン大学調べ)

◇4−6月期の香港域内総生産

◇5−7月期決算:JCペニー

◇タイ市場が休場

外国人売買動向(外資系9社ベース)

売り  2310万株

買い  1120万株

(金額ベースは売り越し)

清水洋介氏のプロフィール

慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券、リテラ・クレア証券で相場情報などに携わってきた。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤


※掲載されている内容は、コメント作成時における筆者の見解・予測であり、有価証券の価格の上昇または下落について断定的判断を提供するものではありません。
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