ウィジェット方式を装備した、国産初のビールはいかが

» 2011年08月11日 14時59分 公開
[土肥義則,Business Media 誠]
よなよなリアルエール缶

 ビールといえば「爽快」「のどごし」を楽しむという人も多いだろう。しかしそれだけでは物足りない。「香り」と「コク」も……という人にオススメなのが、「よなよなリアルエール缶」だ。

 このビールの最大の特徴は「ウィジェット方式」を装備したこと。ウィジェット方式とは缶の底に気圧を調整する特殊なカプセルを置くことで、キメ細やかでクリーミーな泡を作り出すという。英国など海外の缶ビールの一部にはすでに採用されているが、国産ビールでは初めて。

 缶のプルトップを開けると、ウィジェットから微細の窒素が放出され、このときに「キュルキュルキュル」といった音を聞くことができる。そして窒素が周囲のビールを巻き込みながら上昇していくことによって、なめらかな泡を作り出しているそうだ。

缶の底にあるウィジェット

よなよなリアルエール缶の飲み方

 「パブの非日常感をご家庭で」――をコンセプトに開発された「よなよなリアルエール缶」。ヤッホーブルイングの井手直行社長に、このビールの“正しい飲み方”を教えてもらった。

 「まず専用のグラスに、すべて注いでください。するとグラスの中で、泡が“踊り”始めますので、その泡を鑑賞してください。このときに香りも、ぜひ楽しんでくださいね。そして爽快に飲むのではなく、じっくりと味わっていたただきたい」とのこと。

 容量は440mlで、価格は498円。9月12日から楽天市場で限定販売する。

ビールをグラスに注いでから泡が落ちつくまで、1分ほどかかる

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