そして3つ目の言葉――。
星は遠い彼方で輝いている。容易につかめない距離にあるからこそ、人は星を夢や志に見立てる。確かに一生かかっても星はつかめないかもしれない。
しかし、星を追い続ける人は、星ではないにせよ、同じようにきれいに輝く何か(宝石か、ガラス細工か、蛍か)を手にするだろう。仮にそうしたものを手にできなかったとしても、結果的に「星とともに人生があった」というかけがえのない報酬を得る。星をつかもうとする行為の中に、すでに“ごほうび”は仕組まれているのだ。(村山昇)
→村山昇氏のバックナンバー
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