東日本大震災では、TwitterやFacebookなどのSNSが情報収集ツールとして評価された。Android向けにもさまざまなクライアントアプリが登場しているので、気に入ったものを選んでインストールしておきたい。また、災害時は発信規制が行われることが多いので電話は通じにくくなるが、インターネットは比較的安定している。インターネットを利用する電話サービスやメッセンジャーなども連絡手段として有効だ。
Skype(Skype/無料)
インターネットを利用した定番の電話サービスで、Skypeユーザー同士ならデバイスの違いは関係なく、世界中、無料で通話やインスタントメッセージサービスを利用できる。Wi-Fiはもちろん、3Gネットワークでも通話でき、「Skypeクレジット」を購入すれば、一般電話や携帯電話、海外に格安で電話をかけられる。
なお、Skype for auでの通話はauの電話回線を利用しているので、通話の発着信にはauネットワークに接続している必要があり、発信規制が行われるとつながりにくくなる場合がある。また、国内の一般電話や携帯電話に電話をかける場合は通常の電話発信になり、auの料金プランでの通話料がかかる。
カカオトーク(kakao/無料)
ユーザー同士で1対1、またはグループチャットができるサービスで、iPhoneユーザーともチャットできる。基本的には携帯電話番号がIDとなり、サービスを利用している友達を連絡先のリストから自動で探し出してくれるが、カカオトーク専用IDでチャット友だちを検索して会話することも可能。写真や動画も共有できる。
日本製スマートフォンに搭載されたワンセグや一部のモデルが対応しているFMラジオ。災害時の情報収集に活躍してくれるが、これらを搭載していないスマートフォンでも、ラジオアプリやUstreamなどの動画ビュワーを活用することで幅広く情報を確認できる。
radiko.jp for Android v2(NEW)(株式会社radiko/無料)
ラジオをインターネット経由でサイマル配信するサービス「radiko.jp」の音声を聞ける人気アプリの新バージョン。このバージョン2から株式会社radikoが頒布元になっている。バージョン1.x.xは近日利用できなくなるので、早めにこちらをインストールしておこう。
TuneIn Radio(RadioTime Inc/無料)
日本のローカルラジオ局から海外まで、4万以上のラジオ局から配信される番組を聴けるアプリ。番組のジャンルや地域、言語などのカテゴリーから番組を探すことができる。
Ustream(Ustream, Inc./無料)
ライブ動画を配信・視聴できるアプリ。配信中の動画はもちろん、ライブ予定のものや過去に配信された動画も確認できる。東日本大震災の際には、NHK総合や一部民放がニュース番組をライブ配信して話題にもなった。自分で動画を配信するにはログインする必要がある。
NHKニュース&スポーツ(NHK G-Media/無料:月額315円の有料会員登録ですべてのコンテンツを利用できる)
NHKの国内54放送局、海外29総支局が発信するニュースを、最新映像とともに見られるアプリで、緊急・注目ニュースは集中的に提供。ウィジェットを利用すると、災害・防災情報やニュース速報、気になる地域の天気をいち早く把握できる。
毎日新聞(THE MAINICHI NEWSPAPERS/無料)
毎日新聞社が提供する最新ニュースと毎日jp編集部のtwitterのつぶやきを閲覧できる。記事はTwitterで共有が可能だ。ウィジェットを利用すると、待受画面上でも最新ニュースをチェックできる。
Yahoo!ヘッドライン(Yahoo Japan Corp./無料)
Yahoo!JAPANのニュース、知恵袋、ランキングなど人気のコンテンツをまとめてチェックできる。読み込んだ記事は電波が届かない場所でも詳細記事を閲覧でき、一度閲覧した記事は履歴ページから一定期間、読み返すことが可能だ。
World Newspapers(Abhishek Kumar/無料)
70カ国2300紙以上の新聞、Webサイト、雑誌の記事にアクセスできるアプリ。気に入った媒体をお気に入りに加えて素早く確認したり、記事をダウンロードしてオフラインで読んだりできる。
災害お役立ち情報(oricon ME Inc./無料)
オリコンアプリランキング編集部が選んだ災害時に役立つサイトやAndroidアプリをまとめたアプリ。お役立ちサイトには、ニュースサイトや首都圏の鉄道会社の公式サイトリンク集のほか、Twitterのおすすめアカウントなどもまとめられている。
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