近年、ワークライフバランスの充実が叫ばれている。そのために重要なのが休日だが、現代のビジネスパーソンはどのくらい休みをとっているのだろうか。
インテリジェンスの調査によると、25〜39歳の正社員に「取得している休日数」を尋ねたところ、平均は115日だった。業種別にみると、最も多いのは「金融」で122日、「IT/通信/インターネット」「メーカー」が121日で続き、逆に最も少ないのは「小売/外食」の104日だった。
「金融」では企業が定めた休日数を上回っているのに対して、「メディカル」「建設/不動産」「小売/外食」では企業が定めた休日数を7〜9日も下回っていた。インテリジェンスでは「BtoBビジネスを展開したり、土日祝日に休業したりする業種は休日数が多く、規定通りに休日を取得しやすいことが推察される。一方、BtoCビジネスを展開し、顧客ニーズに合わせて年中無休や土日祝日に営業している業種では休日が少なく、規定通りに休暇が取得できない傾向にあるようだ」とコメントしている。
貴重な休日はどのような活動に使っているのだろうか。「休日の過ごし方」を聞くと、トップは「買い物」で29.8%。以下、「家族・子どもと過ごす」が24.4%、「家でのんびり過ごす」が19.6%、「スポーツ」が19.3%、「インターネット・ゲーム」が19.1%で続いた。
性別・年代別にみると、男性では年代が下になるほど「インターネット・ゲーム」の割合が高くなり(35〜39歳16.1%、30〜34歳20.1%、25〜29歳24.3%)、女性では年代が上になるほど「スポーツ」の割合が高くなっていた(25〜29歳10.0%、30〜34歳20.5%、35〜39歳25.0%)。
インターネットによる調査で、対象は関東、関西、東海エリアで正社員として勤務する25〜39歳男女800人。調査日は3月1日。
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