景気鈍化懸念が強まり、一難去っても大幅下落清水洋介の「日々是相場」朝刊(2/2 ページ)

» 2011年08月03日 08時43分 公開
[清水洋介,Business Media 誠]
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テクニカルポイント

 シカゴ市場(CME)の終値(9655円)が大きく下落しており、この水準である9600円台半ばという水準が下値目処となりそうです。その水準を下回るようであれば、節目とみられる水準は9500円台前半となり、そこまで下がることなく、9600円台半ばでは下げ止まりそうです。上値は9700円台後半や9800円台前半が節目ですが、9700円台前半で下げ渋るかどうかも注目されます。

本日の注目点

◇3カ月物国庫短期証券〔212回債〕入札(10:20)

◇7月の景気動向調査(帝国データ、13:30)

◇4−6月期決算:国際石開帝石(1605)、雪印メグ(2270)、キッコマン(2801)、三菱紙(3864)、日本紙(3893)、日製鋼(5407)、いすゞ(7202)、スズキ(7269)、横浜銀(8332)、スカパーJ(9412)1−6月期決算:ライオン(4912)、ヤマハ発(7272)

◇6月の豪貿易収支(10:30)

◇6月の豪小売売上高(10:30)

◇7月のADP全米雇用リポート(21:15)

◇7月のISM非製造業景況感指数(23:00)

◇6月の米製造業受注(23:00)

◇米エネルギー省の石油在庫統計(週間)(23:30)

◇英中銀金融政策委員会(4日まで)

◇海外4−6月期決算:ソシエテ・ジェネラル

外国人売買動向(外資系9社ベース)

売り  2330万株

買い   990万株

(金額ベースも売り越し)

清水洋介氏のプロフィール

慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券、リテラ・クレア証券で相場情報などに携わってきた。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤


※掲載されている内容は、コメント作成時における筆者の見解・予測であり、有価証券の価格の上昇または下落について断定的判断を提供するものではありません。
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