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日経平均 | 9844.59円 | ▼120.42円 |
売買高 | 16億3385万株 | − |
売買代金 | 1兆1574億3200万円 | − |
値上がり銘柄 | 319銘柄 | − |
値下がり銘柄 | 1256銘柄 | − |
騰落レシオ | 105.40% | ▼1.31% |
芳しくない経済指標の発表で米国株が冴えない動きとなり、日本市場も世界的な景気鈍化懸念や昨日の大幅高の反動もあって大幅下落
債務問題の合意から堅調な相場展開が期待された米国株式市場が冴えない動きとなったことを受けて売り先行となりました。昨日の大幅高の反動や外国人売買動向(市場筋推計、外資系9社ベース)が売り越しと伝えられたこともあり、寄り付きの売りが一巡となった後も冴えない動きとなりました。朝方は為替の介入期待から円安方向に振れていた為替も、介入を警戒しながらも円高に振れたことが嫌気されて売られる銘柄もみられました。昨日堅調となっていた主力銘柄も円高の割には堅調なものもみられたのですが買い戻し一巡となった銘柄の中には大きく売られるものもみられました。
後場も前場の地合いを引き継ぎ大幅安水準で方向感のない展開となりました。決算発表に敏感に反応するものもみられたのですが、好材料への反応は続かず、悪材料への反応は長続きするというような状況で、売り一巡後に再度売り直されるものや買い一巡後に売られるものもみられ、指数は安値圏で小動きとなりました。昨日のような持高調整の買い戻しも出ていたようで、為替の影響の大きい自動車株の一角が堅調となるなど為替に振らされているようで、為替の動きに影響されないような面もありました。
小型銘柄も見切り売りに押されて軟調となるものが多くみられ、幕間つなぎ的に買われるものも、値動きの良さをみて買われるものもほとんどみられませんでした。東証マザーズ指数とジャスダックTOP20は大幅安、二部株指数と日経ジャスダック平均は軟調となりました。先物はまとまった売り買いが散発的にみられましたが、市場の反応は鈍く、追随する動きも現物株を買う動きもなく、指数は終始方向感に乏しい展開でした。
米国株が冴えない展開となったことで肩すかしとなった感じです。それでも、円高となったこともあってか、持高調整の買い戻しなどもみられ、底堅いものは底堅い動きとなりました。昨日の大幅高の反動もあるのですが、9800円〜900円水準での底堅さを確認するような動きになっているのだと思います。上値は10000円水準が心理的なものから本格的な節目となりつつありますが、米国経済指標が好調となれば10000円台を固めつつ、上値の節目10200円〜300円水準を試すことになるのでしょう。逆に芳しいものでない場合でも9800円〜900円水準では底堅いと思われ、もし割り込んでも瞬間的に9500円〜600円水準まで下落するのだと思います。
基準線を割り込みました。ストキャスティックスは底値圏になって来たのですがRSIはまだ方向感なく、中途半端な位置にあり、しっかりと方向性はみられそうもありません。遅行線が日々線に絡むところから動きはみられるのでしょう。
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