格下げ懸念や芳しくない景気指標を受けて乱高下清水洋介の「日々是相場」朝刊(2/2 ページ)

» 2011年08月02日 08時37分 公開
[清水洋介,Business Media 誠]
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テクニカルポイント

 シカゴ市場(CME)の終値(9815円)が安く、9800円台前半と9900円台前半が節目となってこの水準での動きとなりそうです。9900円台前半で下げ止まれば上値は9900円台後半となり、9800円台前半を割り込むようなことがあっても9800円を割り込んだところでは下げ止まると思います。

本日の注目点

◇7月のマネタリーベース(日銀、8:50)

◇8月の日銀当座預金増減要因見込み(8:50)

◇6月の毎月勤労統計速報(厚労省、10:30)

◇10年物国債〔8月債〕入札(10:30)

4−6月期決算:旭化成(3407) 、エーザイ(4523)、コスモ石(5007)、出光興産(5019)、ルネサス(6723)、トヨタ(7203)、富士重(7270)、三井物(8031)、住友商(8053)、大京(8844)、NTTデータ(9613)1−6月期決算:アサヒ(2502)、昭電工(4004)、協和キリン(4151)

◇6月の豪住宅着工許可件数(10:30)

◇豪準備銀行理事会の結果発表(13:30)

◇6月の米個人所得(21:30)

◇6月の個人消費支出(PCE、21:30)

◇米連邦債務の上限引き上げ期限

◇7月の米新車販売台数

◇海外4−6月期決算:ファイザー、BNPパリバ

◇海外1−6月期決算:英バークレイズ

外国人売買動向(外資系9社ベース)

売り  1630万株

買い  1230万株

(金額ベースも売り越し)

清水洋介氏のプロフィール

慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券、リテラ・クレア証券で相場情報などに携わってきた。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤


※掲載されている内容は、コメント作成時における筆者の見解・予測であり、有価証券の価格の上昇または下落について断定的判断を提供するものではありません。
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