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» 2011年07月25日 16時15分 UPDATE

清水洋介の「日々是相場」夕刊:大幅高の反動もあって冴えない展開 (1/2)

[清水洋介,Business Media 誠]

市況概況

日経平均 10050.01円 ▼82.10円
売買高 14億1401万株
売買代金 9596億8300万円
値上がり銘柄 467銘柄
値下がり銘柄 1037銘柄
騰落レシオ 138.07% △2.93%

日経平均

欧米の財政問題が尾を引いていることや先週末の大幅高の反動もあって冴えない展開

 先週末の米国市場はまちまちとなり、欧州では金融不安も一段落となったのですが、為替が依然として円高気味ということや先週末の大幅高の反動から売り先行となりました。外国人売買動向(市場筋推計、外資系9社ベース)も売り越しと伝えられたこともあり、寄り付きの売りが一巡となった後も買い急ぐ動きはなく冴えない展開が続きました。為替は円安気味となったのですが、外国人が売り越しと伝えられたこともあり、「日本買い」に対する期待も薄く、買い気に乏しい展開となりました。米国同様に足元の業績動向に敏感に反応する動きもみられたのですが、決算発表の本格化を前に物色や見切り売りが広がることもなく、指数は小動きとなりました。

 後場もいったん見切り売りに下げ幅を広げる場面はあったものの、売り急ぐ動きにはならず、指数はいつものことながら小動きとなりました。欧米での財務問題に関しても冴えないニュースも多く、少なくとも買い急がなければならないような雰囲気にはなりませんでした。幕間つなぎ的に値動きの良い銘柄を物色する動きはあるのですが、前場同様に物色に広がりが見られるということもなく、逆に見切り売りの対象が拡大することもなく、相変らず盛り上がりに欠ける相場展開となりました。結局最後までまとまった売り買いも、売り買いを急ぐ動きもなく、指数には方向感がみられませんでした。

 先週末とは反対に主力銘柄が冴えない動きとなるなかで値動きの良さが好感されて買われる銘柄も散見され、小柄銘柄の動きを示す指数は堅調となるものもみられました。二部株指数やジャスダックTOP20はインターネット関連銘柄に安いものもみられて軟調、東証マザーズ指数や日経ジャスダック平均は堅調となりました。先物はまとまった売り買いはほとんどみられず指数を方向付けるような動きも、指数に振らされることもありませんでした。仕掛け的な売り買いもなく、目先筋の小口の売買が主体となっていたものと思います。

 本日もいつものことながら寄り付いた後は方向感に乏しい展開となりました。先週の3連休前の週末も、先週の週末も持高調整のような買いが入ったので、先週も本日も週明けに見切り売りは出るものの何となく売り難い雰囲気になるということなのでしょう。ここまで外国人が買っていると言われていますが、多分に買い戻しも入っているものと思われ、日本株を積極的に買うことが出来るのはやはり政策の方向性がしっかりとみえて来る必要があると思います。現状の良ように政府の無策ぶりばかりが目立つようであれば、割安銘柄を買うことは出来ても物色を絞り込みながら積極的に買い上がることはできないでしょう。当面9800円〜900円水準を下値に10200円〜300円水準を上値といったもみ合いとなるのでしょう。

テクニカル分析

日経平均

 先週末に空けた窓を受けるような格好となりました。転換線を意識したところでは底堅さもみられましたが、RSIは高値圏から下落、ストキャスティックスは底値圏から上昇ということで方向感はつかみ難く、引き続きこの水準でのもみ合いとなるのだと思います。

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