「ビールに氷を入れて飲んだことがあるけど、味が薄くなっておいしくなかった」という経験をもつ人もいるだろう。「ビールに氷=邪道」と考えている人もいるだろうが、実はビールに氷を入れることに興味をもっている人は多い。
キリンビールが行った調査によると「ビールに氷を入れることに興味がある(非常に+やや)」(57%)と答えた人(20〜40代の男性)は半数を超えている。また「ビールに氷を入れた経験がある」という人は55%。ビールの味が薄くなることへの懸念はありつつも、半数以上の人が1度は“ビールに氷”を試しているようだ。
そんな潜在ニーズに応えるかのように、キリンビールは氷を入れて飲むことができる「キリン アイスプラスビール」を発売する。発売日は7月27日で、価格は217円(350ml缶、アルコール度数5.5%)。
缶ビールをグラスに注ぎ、氷を入れて飲む――。ひと手間加えるだけで新しい飲み方を楽しめるわけだが、それだけではつまらない。そこでアイスプラスビールの味が引き立つ飲み方を、マーケティング部の吉野桜子さんに聞いた。
「冷蔵庫に冷やしたビールというのは、4〜5度くらい。アイスプラスビールは氷を入れるので、0度くらいで飲むことができます。家庭で手軽に冷たいビールを楽しむことができるのではないでしょうか。またグラスはタンブラータイプがオススメ。氷を入れると『カラン』と鳴り、グラスを回せば風鈴のような音が聞こえてくるので、涼しさも感じられるのではないでしょうか」
アイスプラスビールにピッタリな氷というのはあるのだろうか。
「この商品の開発時の裏コンセプトは『ビールと遊ぼう』。なのでどんな氷とも相性はバッチリのはず。細かく打ち砕いたクラッシュアイスで冷たさと爽快感を楽しむのもいいですが、ロックアイスを浮かべてゆったり飲むのもオススメです」と話してくれた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング