企業のボランティア休暇制度導入、4人に3人が賛成

» 2011年07月21日 13時46分 公開
[Business Media 誠]

 東日本大震災が起き、被災地で復興支援をしているボランティア。さまざまな支援サイトもできているが、ボランティア活動についてどのように考えている人が多いのだろうか。

 ネットエイジアの調査によると、ボランティア活動に「参加したい(どちらかといえば含む)」という人は61.7%と、「参加したいと思わない」の38.3%を上回った。

 「参加したい」の割合を男女別にみると、男性(60.8%)より女性(62.8%)の方がやや高く、年代別では15〜19歳が69.5%で最も高く、40〜49歳が52.0%と最も低くなっていた。全体的に若い層ほど参加意向を持つ割合が高い傾向にあるようだ。

あなたはボランティア活動に参加したいと思いますか(出典:ネットエイジア)

 しかし、実際にボランティアに参加しようと思っても、会社勤めの身であると、長期的には手伝いにくいもの。そこで、「企業がボランティア休暇制度を導入することについてどのように思いますか」と聞くと、「賛成」が75.4%と「反対」の2.5%を大きく上回った。年代別にみると、こちらでは上の年代ほど賛成する割合が高くなっていた。

 ちなみに会社員の人に「あなたの会社・勤め先がボランティア休暇制度を導入した場合、制度を利用してボランティア活動を行いたいと思いますか」と尋ねると、「行いたい」は51.4%。忙しい社会人でも、休暇制度さえできれば半数は参加したいと思っているようだ。

 インターネットによる調査で、対象は15〜59歳の男女1000人(男性500人、女性500人)。調査期間は6月3日から8日。

企業がボランティア休暇制度を導入することについてどのように思いますか(出典:ネットエイジア)

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