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» 2011年07月15日 16時17分 UPDATE

清水洋介の「日々是相場」夕刊:3連休を控えた週末ということで上値も重い (1/2)

[清水洋介,Business Media 誠]

市況概況

日経平均 9974.47円 △38.35円
売買高 14億7291万株
売買代金 9759億1800万円
値上がり銘柄 916銘柄
値下がり銘柄 595銘柄
騰落レシオ 129.81% ▼1.35%

日経平均

米国株安から売り先行となり、為替の落ち着きもあって切り返し、3連休を控えた週末ということで上値も重い

 米国株安や米国債の格下げの話題などもあって売り先行となりました。3連休を控えた週末ということやまだまだ目先的な過熱感も強いということもあり、手仕舞い売りも多かったのだと思います。ただ、外国人売買動向(市場筋推計、外資系9社ベース)が引き続き買い越しと伝えられたことや円高に振れていた為替も落ち着いていたことなどもあり、寄り付きの売りが一巡となった後は切り返し、週末の手仕舞いの買い戻しなどもあって堅調となりました。ただ、積極的に買い上がるだけの材料に乏しいことやさすがに3連休を控えた週末ということで上値も限定的、指数は小動きとなりました。

 後場も売り買いを急ぐような手掛かりにも乏しく指数は小動き、方向感のない展開となりました。日銀のETF(上場投資信託)買いが入るのではないかということで売り急ぐ動きもなく、底堅さがみられれば買い戻しも入るという状況でしたが、逆に上値の重さが気になると今度は手仕舞い売りを急ぐような場面もみられました。結局指数に方向感はみられず目先の需給に振らされて手掛かり難のなか狭い範囲で右往左往しただけという感じでした。それでも、最後までヘッジ売りや手仕舞い売りに押されながらも値持ちの良い堅調な展開でした。

 小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものが目立ちましたが、幕間つなぎ的に買われる銘柄も散見されました。指数は方向感はなく、東証マザーズ指数や二部株指数、ジャスダックTOP20は軟調となりましたが、日経ジャスダック平均は堅調となりました。先物も朝方まとまった売り買いが散発的にみられたものの、その他はまとまった売り買いはほとんどみられず、指数を方向付けるような動きはありませんでした。引けを意識する時間帯には仕掛け的なまとまった買いもみられましたが、追随する動きも少なく上値も限定的となりました。

 「米国株離れ」というような動きになっています。米国でナスダック指数が大幅安となったにも関わらず日本市場は底堅い堅調な展開となりました。日本株に出遅れ感が強いことや円高に振れたことで、外国人からみれば順調な値上がりとなって買い方の回転が効いているとも考えられます。いずれにしても積極的に買い上がるというよりは安いところは買っておくというような感じではあるのですが、少なくとも売り急ぐ気配はみられません。目先的な過熱感も強いのですが、指数は9800円〜900円水準の節目での底堅さを確認しているという状況なのだと思います。ただ、円高がさらに進むような状況になれば、さすがに指数ももう一段下の節目である9500円〜600円水準での底堅さを試すことになるのでしょう。

テクニカル分析

日経平均

 引き続き下値固めというか狭い範囲でのもみ合いの中での動きとなっています。RSIやストキャスティックスはまだ下落が続いて下値余地もあるようで、いったんは基準線のサポートを試すような場面もあると思われるのですが、案外値持ちの良い展開となっています。いずれにしてももみ合いが放れた方に大きく動き方向感が出るのだと思います。

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