中国GDPの伸びを好感、QE3期待も強まって堅調な展開清水洋介の「日々是相場」朝刊(2/2 ページ)

» 2011年07月14日 08時44分 公開
[清水洋介,Business Media 誠]
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テクニカルポイント

 9900円台半ばが節目となっており、高く寄り付けば下値目処、安く寄り付けば上値目処となるのでしょう。上値は10000円前後と見られ、その水準を抜けても10000円台半ばでは上値も重そうです。下値は9800円台後半が目処となり、その水準を下回ると9800円前後まで下落となるのでしょう。

本日の注目点

◇対外・対内証券売買契約〔週間、指定報告機関ベース〕(財務省、8:50)

◇1年物国庫短期証券〔207回債〕入札(10:20)・・5年物国債〔7月債〕入札(10:30)

◇6月の首都圏・近畿圏マンション市場動向(不動産経済研究所、13:00)

◇9−5月期決算:ファストリ(9983)

◇6月の米財政収支(3:00)

◇1−3月期のニュージーランド国内総生産(GDP、7:45)

◇4−6月のシンガポールGDP速報値(9:00)

◇6月のインド卸売物価指数(14:30)

◇6月の米卸売物価指数(PPI、21:30)

◇6月の米小売売上高(21:30)

◇米新規失業保険申請件数(週間)(21:30)

◇5月の米企業在庫(23:00)

◇バーナンキFRB議長が上院で議会証言(23:00)

◇米30年物国債入札(銘柄統合)

◇4−6月期決算:JPモルガン・チェース、グーグル

外国人売買動向(外資系9社ベース)

売り  1300万株

買い  1690万株

(金額ベースも買い越し)

清水洋介氏のプロフィール

慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券、リテラ・クレア証券で相場情報などに携わってきた。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤


※掲載されている内容は、コメント作成時における筆者の見解・予測であり、有価証券の価格の上昇または下落について断定的判断を提供するものではありません。
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