世界的な景気鈍化懸念もあって軟調な展開清水洋介の「日々是相場」朝刊(2/2 ページ)

» 2011年07月13日 08時36分 公開
[清水洋介,Business Media 誠]
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テクニカルポイント

 9900円前後が節目となっていますが、下値の目処と言うよりは安く寄り付いて上値目処となりそうです。その水準を抜けると9900円台後半から10000円前後まで戻るのでしょう。下値は9800円台前半とみられ、その水準を割り込むと9700円台半ばが目処となりそうです。

本日の注目点

◇3カ月物国庫短期証券〔207回債〕入札(10:20)

◇5月の鉱工業生産指数確報(経産省、13:30)

◇7月の金融経済月報(日銀、14:00)

◇6月の投信概況(投資信託協会、15:00)

◇7月の月例経済報告(内閣府)

◇米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨公表(6月21〜22日分、3:00)

◇6月の英失業率(17:30)

◇6月の米輸出入物価指数(21:30)

◇バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長が下院で議会証言(23:00)

◇米エネルギー省の石油在庫統計(週間、23:30)

◇6月の米財政収支(14日3:00)

◇米10年物国債入札(銘柄統合)

◇4〜6月期の中国国内総生産(GDP)

◇タイ中央銀行金融政策委員会

外国人売買動向(外資系9社ベース)

売り  1440万株

買い  1400万株

(金額ベースも売り買い拮抗)

清水洋介氏のプロフィール

慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券、リテラ・クレア証券で相場情報などに携わってきた。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤


※掲載されている内容は、コメント作成時における筆者の見解・予測であり、有価証券の価格の上昇または下落について断定的判断を提供するものではありません。
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