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» 2011年07月12日 13時51分 UPDATE

中小企業で働く人、夏のボーナスはいくらもらった?

大阪に拠点を置く中小企業で、夏のボーナスを支給した企業はどのくらいあるのだろうか。「夏のボーナスを支給する」と答えたのは50.8%であることが分かった。大阪市信用金庫調べ。

[Business Media 誠]

 大阪に拠点を置く中小企業で、夏のボーナスを支給した企業はどのくらいあるのだろうか。「夏のボーナスを支給する」と答えた企業は昨年比0.2ポイント減の50.8%であることが、大阪市信用金庫の調査で分かった。支給企業割合の減少は4年連続となり、調査開始(1998年)以来の最低値を更新した。

 業種別にみると、「支給する」としたのは建設業(41.1%)が唯一5割を切った。「今夏は他の業種が持ち直す中、建設業のみ昨年夏比14.5ポイントと大幅に減少した。これは震災の影響で資材が入手難となり工事が停滞したことや、新設住宅着工数が減少したことなどが要因と思われる」(大阪市信用金庫)

yd_bonus1.jpg 夏のボーナス、支給企業割合(出典:大阪市信用金庫)

夏のボーナス、1人当たりの平均支給額は25万2789円

 経団連がまとめた夏のボーナスの支給額をみると、大手企業の平均妥結額は79万3457円。それでは大阪府にある中小企業は、どのくらいのボーナスを支給しているのだろうか。夏のボーナスを支給するという企業に、1人当たりの平均支給額を聞いたところ、25万2789円であることが分かった。過去最低を記録した昨年の平均支給額(25万3559円)をさらに770円下回り、支給額は4年連続で減少した。

yd_bonus2.jpg 夏のボーナス、平均支給額の推移(出典:大阪市信用金庫)

 業種別にみると、支給額はサービス業と製造業を除く業種で昨年より減少した。最も多かったのは小売業で27万6907円、逆に最も少なかったのは運輸業で22万1543円。

 この調査結果について、大阪市信用金庫は「支給企業割合、支給額ともに昨年を下回り、調査開始以来の最低を更新する厳しい結果となった。やはり震災による景況の落ち込みが要因と見られる。しかし、景気の先行きは改善見通しとなっていることから、中小企業のボーナス支給は今夏が底と思われる」と分析した。

 大阪府に拠点を置く中小企業1055社が回答した。調査時期は6月上旬。

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