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以下「考えを整理し、発想するための図解──開米瑞浩さん 」(2007年8月1日)の冒頭部分を再掲します。「まとめ読み!誠 PDF」をダウンロードすると、開米瑞浩さんのインタビュー記事をまとめて読むことができます。
図解技術──。といっても、難しい話を図解して分かりやすくするこれまでの図解とは違う。自分が理解したり、相手に伝えたりするための図解というとこ『仕事が10倍速くなる最強の図解術』などの書籍でも知られる開米瑞浩(かいまいみずひろ)さんに、SEから一般ビジネスマンまで使える図解技術のやり方について聞いてみた。
図解と言えばプレゼンの時の図解やマインドマップを思い浮かべる人も多いだろう。開米さんの言う図解とどこが違うのだろうか。
「私の図解技術はプレゼンのための図解ともマインドマップとも全然違うものです。プレゼンはそもそも、言いたいことありきでそのことを伝えるためにするものですよね。私の図解は、『自分が分かっていないところはどこかを発見する』ためのものです。まずは自分のためのものであり、アイデア発想術。しかしマインドマップと違って発散のためだけにするものではないというのが特徴です」
人にうまく説明するための図解ではなく、またマインドマップのように次々とアイデアを生み出していくための図解でもない。ある物事を“考える”ときに、何が分かっていないのか、これを完全に理解するためにはどうしたらいか、そのためのツールだ。
だから、話を聞いたら理解するために図解してみることを勧める。「文章は読まないと分からないですが、図なら一目見たら理解できるでしょう。文章はややこしいことをややこしいままに表現するものだけれど、図解はややこしいことを分かりやすく表現できます」
開米さん自身、人に説明をする時に図解すると伝わりやすいことを、SE時代に身をもって学んだ。SEが書く図は、複雑なシステムの構造を表したり、その構造物を間違いなく構築して運用したりするための“設計図”にあたる。クライアントに説明する際に、その場で図解しながらシステムの概念を説明するという作業が発生する。これが開米流図解術の考え方の元となっているのだ。(続きは「まとめ読み!誠 PDF」で)
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