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日経平均 | 10071.14円 | ▼11.34円 |
売買高 | 18億2037万株 | − |
売買代金 | 1兆1906億3300万円 | − |
値上がり銘柄 | 792銘柄 | − |
値下がり銘柄 | 707銘柄 | − |
騰落レシオ | 128.12% | △8.48% |
米国市場は堅調、外国人も買い越し基調で底堅いが昨日の大幅高の反動で冴えない展開
米国株は堅調、ユーロは安くなりましたが、外国人売買動向(市場筋推計、外資系9社ベース)も引き続き買い越しと伝えられたのですが、昨日の大幅高の反動もあり、売り先行となりました。朝方発表された機械受注もほぼ予想通りということで影響はなく、オプションSQ(特別清算指数)算出を明日に控えた思惑などを含みながらも軟調な地合いとなりました。幕間つなぎ的に値動きの良い銘柄を物色する動きもみられて全体的に底堅く、昨日の後場の急騰が鮮明に頭に残っていることで心理的な節目となっている10000円水準までは売りきれないという感じで底堅く、買い戻しを急ぐ動きがみられると指数も堅調となる場面もありました。
後場も明日のオプションSQを控えて昨日同様思惑で動きやすい相場展開となり、先物にまとまった買いがみられる場面では昨日のように上値を試す動きもみられました。ただ最後は日経平均が10000円を超えていればよいというような雰囲気で買いの勢いもなく、手仕舞い売りに押されるものも多く、軟調となりました。
小型銘柄も幕間つなぎ的に値動きの良さを好感して買われるものが散見され、物色対象が絞られているようなこともなかったのですが、指数も堅調となりました。東証マザーズ指数は大幅高、二部株指数や日経ジャスダック平均、ジャスダックTOP20は堅調となりました。先物は昨日の午後からの急騰をみているだけに10000円を意識するところでは売り難く、底堅い展開が続き、午後になって昨日と同じように仕掛け的な買いもみられましたが、さすがに手仕舞い売りも嵩んで最後は上げ幅縮小、昨日と変わらない水準で引けとなりました。
米国での底入れ感が強まったこともあり、主力銘柄の水準訂正は確かにみられたのですが昨日、今日の相場はオプションSQの思惑での動きとみられます。指数先行ということで、オプションSQが終わってからの動きが気になるところです。ただ、2005年の夏、8月の相場もオプションのヘッジ買いで指数を押し上げて節目を抜けて、そのあとに「郵政解散」となって急騰相場が始まったということもあります。今回もここで「原発解散」でもあれば、変化に期待して急騰相場となる可能性もありそうです。ただ、逆に何も政策面での動きがなければ、もみ合い相場が続くことになるのでしょう。
上値の重い展開となって目先的な過熱感も強くいったん調整となってもおかしくはない感じです。RSIは若干上値余地もあるのですが高値圏にあり、ストキャスティックスも高値圏にあり、移動平均線や基準線との乖離も大きく、騰落レシオも過熱感を示しており、いったん上値の重さが確認されると転換線や基準線までの調整となりそうです。
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