ついに全国発売。「カップヌードルごはん」を食べてみた(1/2 ページ)

» 2011年07月05日 11時00分 公開
[岡田大助,Business Media 誠]

 日清食品は、「日清カップヌードルごはん」を7月25日に発売する。2010年8月に、近畿地区限定で販売されていた商品が、いよいよ全国展開となった。価格は263円。

日清 編集部に届いた「日清カップヌードルごはん」

 カップヌードルごはんは、その名前のとおり、電子レンジで温めるカップヌードル味のごはん。具材もコロ・チャーやたまご、エビ、ねぎといったカップヌードルでもおなじみのメンツだ。調理時間はレンジの出力にもよるが約5分程度。調理するとおにぎり約2個分のボリュームになる。100グラム当たりのエネルギーは379キロカロリーだ。

実際に作ってみた。そして、食べた

 さっそく食べてみた。作り方は、

  1. 箱の中身を全部取り出して、水をおよそ160ミリリットル入れる。箱の内側に目安となる線が書いてあるので、計量カップがなくても問題ない
  2. 「具・味付けの素」、「ライス」の順番で入れて、よくかき混ぜる
  3. ふたを閉め、電子レンジで加熱する(500ワットで約5分30秒、600ワットで約4分30秒)
  4. 仕上げ香味油を入れて、よくかき混ぜれば出来上がり

といった具合。

日清 内容物は「具・味付けの素」「ライス」「仕上げ香味油」の3つ

 手順2の具材をかき混ぜる辺りからほのかにカップヌードルの匂いが感じられる。電子レンジで温め始めると、その匂いが一層たちこめ始め胃袋をわしづかみにする。お湯を入れるだけのカップヌードルに比べると手間と時間はかかるが……。

日清日清 (左)まず、水を箱の内側に書かれた線まで入れる(右)「具・味付けの素」「ライス」の順で入れて混ぜる
日清日清 (左)「具・味付けの素」(右)「ライス」

 電子レンジで温めた後、手順4に行く前に、ふたを開けず1〜2分の“蒸らし”を入れるとより美味しくなるという。箱のすきまからは、熱い蒸気が噴き出しているので注意が必要だ。出来上がりはというと、リゾットとチャーハンの中間くらいのパラパラ具合。最初に入れる水の量を調整することで、好みの硬さを追求できそうだ。

 肝心の味だが、間違いなくカップヌードルの味。カップヌードルの炊き込みご飯といった感じか。カップヌードルの残ったスープにごはんを入れた味を想像すると、食感が異なるのでちょっと違う。まあ、食べてみたレビューは記者の好みに大きく影響されるので、参考程度に留めておいてほしい。

日清日清 (左)編集部の電子レンジは600ワット対応だったので約4分30秒(右)箱の大きさに比べて「あれ?」って思うくらいの出来上がり量。それでもおにぎり2個分です
       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.