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» 2011年07月04日 18時15分 UPDATE

日本サムスンのサイネージがリモコン対応、GALAXY連携も検討

日本サムスンは、40インチのデジタルサイネージシステム「店舗の力」を発表。業界で初めてリモコンだけでの操作が可能になったほか、携帯電話のGALAXYシリーズと連携したコンテンツ表示も検討しているという。

[Business Media 誠]
ah_tenpo1.jpg 日本サムスンのデジタルサイネージシステム「店舗の力」

 日本サムスンは7月4日、リモコンだけで操作できる40型のデジタルサイネージシステム「店舗の力」を発表した。オープン価格だが参考販売価格は19万8000円で、出荷開始時期は7月末。

 同社では2008年6月に同型のデジタルサイネージシステム「ハルエとケイジ」を発売、ホームセンターやレストランなど小規模小売店舗を中心に7000台以上を出荷した。しかし、「専用ソフトの操作が難しい」「設置現場ですぐに表示コンテンツを差し替えたい」という要望があったことから、今回の「店舗の力」が誕生したという。

 日本サムスンの宮田隆DMAチーム長は「『節電が求められているこの時期に、電気を使う商品の発表をするのはどうなのか』と内外の人から言われたが、3つの理由からあえて発表することにした。商品が省エネ型であること、震災でみんなが情報伝達が大切だと認識したがデジタルサイネージがその役割を果たせるということ、日本が街角から元気になるためのお役に立てる商品であることからだ」とコメントした。

3つのやさしい

 「店舗の力」のポイントは、3つの“やさしい”。1つ目は「操作がやさしい」ことで、コンテンツの入ったUSBメモリを背面にさして、リモコン操作するだけで再生できる。リモコンだけの操作で、コンテンツの再生スケジュールやエフェクトの追加などができるのは業界初という。

 2つ目は「導入や設置がやさしい」ことで、重さが10.5キロ、厚さが29.9ミリで40型液晶としてはテレビ用も含めて“最軽量”“最薄”としている。また、専用ソフトも必要ないので、基本的な設定をするだけで購入当日から使える。

 3つ目は「環境にやさしい」ことで、LEDバックライトを搭載したことで定格消費電力を100ワットに抑制。従来製品の400MX-3と比較して、消費電力を約48%削減した。

 「デジタルサイネージではテレビも利用されているが、業務用ディスプレイに限ると日本での市場規模は10万台に満たないと認識している。『店舗の力』によって、その規模を1ケタ大きくしていきたい」(宮田氏)

ah_tenpo2.jpgah_tenpo3.jpg 背面にコンテンツの入ったUSBメモリをさしてから、リモコンの「MagicInfo Lite」ボタンを押し(左)、画面のカーソルを「USB AutoPlay」に合わせて実行ボタンを押すだけで再生できる(右)

GALAXYシリーズとの連携も検討

 USBメモリからコンテンツを送るだけでなく、GALAXY SやGALAXY TABにプリインストールされているアプリ「AllShare」を利用することで、機器に保存している音楽や動画、写真をWi-Fiを通じて「店舗の力」で再生する機能の導入も検討しているという。

 この機能を使うには、サムスン製品専用のUSB型Wi−Fiアダプターと無線LANアクセスポイントが必要となるが、アダプターの日本での発売は未定。日本サムスンの説明員によると「韓国ではこの機能を利用して、『PLEASE MARRY ME(私と結婚してください)』とデジタルサイネージに表示させてプロポーズした人もいる」という。

ah_tenpo4.jpg GALAXYシリーズとの連携も検討

店舗の力

型番 TP40
サイズ 40型
解像度 【縦設置】1080×1920
画像表示サイズ(横×縦) 【縦設置】498.15ミリ×885.6ミリ
輝度 300cd/平方メートル
コントラスト比 5000:1
視野角(水平/垂直) 178度/178度
応答速度(中間階調) 8ms
最大表示色 約1677万色
消費電力 ON(動作時) 120ワット(最大)/100ワット(標準)
外形寸法(幅×高さ×奥行) スタンドなし 【縦設置】534.5ミリ×920.0ミリ×29.9ミリ スタンドあり【縦設置】534.5ミリ×1300.0ミリ×423.0ミリ
質量 スタンドなし 10.5キロ スタンドあり 18.2キロ

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