フラワー・ロボティクスの松井龍哉氏は、電子計算機について「スマートフォン時代の今となっては、アプリケーションとプロダクトの境界がなくなってきて、もはや電子計算機は内蔵のアプリで事足りる状況です。しかし、ビジネスの現場で電卓アプリを客先で提示するのはスマートではなく、むしろマナー違反かもしれません。そういった利用シーンを想定して、デザインしました」と語る。
また、PC世代を意識した機能として「Ctrl+Z」ボタンなどと同様に、前の計算結果の表示機能なども装備している点がユニークだ。
この「FLOWER SHOP」は、フラワー・ロボティクスがロボット事業と並行して展開させている、自社開発のロボットとデザインしたさまざまなプロダクトなどを自らが販売するショップ。2010年、東京・新宿の伊勢丹メンズ館でも展開され、店舗でゲリラ的に展開しているコンセプチュアルなショップだ。日本でデザインスタジオがこのような形態で販売までもトータルでデザインする活動は珍しく、先進的な事例ともいえる。今後もさまざまな店舗で展開を予定しているという。
六本木ヒルズ ウェストウォーク3F
Open.11:00〜21:00
お問い合わせ:tel.03-6406-6280
Copyright (C) 1997-2014 Excite Japan Co.,Ltd. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング