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日経平均 | 9868.07円 | △51.98円 |
売買高 | 16億7531万株 | − |
売買代金 | 1兆1698億6200万円 | − |
値上がり銘柄 | 884銘柄 | − |
値下がり銘柄 | 615銘柄 | − |
騰落レシオ | 120.71% | △4.26% |
米国株高を受けて買い先行となるも連日の値上がりや米3連休を控えた週末で上値も限定的
米国株が大幅高となったことや為替が落ち着いていることなどから買い先行となりました。朝方発表された日銀短観も予想の範囲内ということで特に材料視されることもなく、中国の経済指標の発表や米国の3連休を気にしながらも堅調な展開となりました。外国人売買動向(市場筋推計、外資系9社ベース)も引き続き買い越し基調ということで、月が変わって「お化粧買い」の反動を懸念しつつも売り急ぐ動きはなかったものと思います。ただ、積極的に買い上がる動きも限られ、相変らず盛り上がりに欠ける展開の中で上値は限定的となりました。
後場は一段と方向感に乏しい展開となりました。為替に変化もなく、中国の経済指標に反応するでもなく、相変らず物色対象もテーマも絞り切れずに盛り上がりに欠けるなかで小動きとなりました。米国の3連休、主要な経済指標の発表を控えた週末という割には値持ちも良かったのですが、引けを意識する時間帯でも買い戻しを急ぐでもなく、ヘッジ売りや見切り売りを急ぐでもなく、方向感はみられませんでした。さすがに最後はヘッジ売りや見切り売りも見られ上げ幅縮小となりました。
小型銘柄は昨日までと同様に主力銘柄が中心となるなかで持高調整などで軟調となるものも多く、テーマ物色もみられず方向感のないものも多くみられました。日経ジャスダック平均や二部株指数は堅調となり、東証マザーズ指数やジャスダックTOP20は軟調となるなど指数もまちまちとなりました。先物もまとまった売り買いは少なく、方向感のない展開が続きました。寄り付きから狭い範囲での動きでまとまった売り買いも見られませんでした。引けを意識するような時間帯からはさすがにヘッジ売りもみられましたが、指数を大きく動かすような動きはありませんでした。
7月相場と言うことでしたが、大きな動きはありませんでした。お化粧買いの後としては値持ちが良いということで良いのでしょうが、買い手の顔が見えないところが気になります。ただ、日経平均やTOPIXは一目均衡表の「雲」を抜けており、大震災後の底値を確認できたとみても良いと思います。押し目買いか戻り売りかといえば押し目買いに分があることになるのだと思います。今後は米国の経済指標や企業業績の発表を気にして、日本企業の決算発表に一喜一憂することになるのでしょう。
順調に上値を試す展開となっていますが、「三空」のような格好であり、「三空飛び上げには売り迎え」と言うことになりそうです。RSIにはまだ上値余地もあるのですが、ストキャスティックスは高値圏にあり、基準線や移動平均線との乖離も大きく、いったん雲のサポートを確認するような場面もあるのかもしれません。
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