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» 2011年06月30日 19時02分 UPDATE

「プロトレック」レビュー:プロトレック「PRW-5100」を使って、ノルウェーでいろいろ測ってみた (1/3)

カシオのアウトドアウオッチ「プロトレック」シリーズの最新機種「PRW-5100」をノルウェーで使う機会を得た。登山鉄道で登ってみたり下ってみたり、フィヨルドで、氷河でいろいろ測ってみたり。

[山形豪,Business Media 誠]

 カシオのアウトドアウオッチ「プロトレック」シリーズの最新機種「PRW-5100」をノルウェーで使う機会を得た。いまさら言及するまでもないが、プロトレックの特徴は何といっても高度計(気圧計)、コンパス、温度計という、アウトドアで重宝する三種の神器を搭載している点だ。

 ハードなトレッキングや、地図を使用してのナビゲーションなどが要求されない旅で、プロトレックの各機能を筆者なりにテストしてみた。

PRW-5100 旅の出発点となったベルゲンの港。ノルウェー第2の都市でもある

デジアナ表示モデル「PRW-5100」

 PRW-5100はデジタル/アナログのハイブリッドタイプである。アナログ式の文字板は蓄光塗料のおかげで、暗い場所での視認性が非常に良く、ライトを使用せずとも容易に時刻が確認できた。また、ベルトとラグの間に湾曲した可動式のサポートが追加されたことにより、長時間腕にはめていても蒸れにくくなり、フィット感も非常に良い。

PRW-5100PRW-5100 (左)ラグ裏の可動式パーツによりフィット感が向上(右)バンドの先端がふくらんでいるため、遊環から勝手に抜けることがない

PRW-5100-1JF

PRW-5100 PRW-5100-1JF
  • 10気圧防水
  • 耐低温仕様(−10度)
  • 方位、高度/気圧、温度を計測可能なトリプルセンサー
  • 方位計測機能:16方位、方位の角度(0〜359度)を計測
  • 高度計測機能:相対高度計(計測範囲:−700〜10000メートル)
  • 温度計測機能:計測範囲−10〜60度
  • ワールドタイム:世界29都市+UTC
  • サイズ:56.8×49.3×14.2ミリ/79.6グラム
  • 価格:5万6700円

電池切れの心配がないタフソーラー

 筆者は旧型のプロトレックも使用しているが、アフリカで長期(3カ月間)のフィールドワークを行っていた際に、電池切れを起こして往生した経験がある。PRW-5100にはソーラーバッテリーが搭載されているので、そのような心配はない。

 方位や高度計測機能を多用すると電力消費はかなり上がるので、ヘビーユーザーにとってこれは大変ありがたいし、未使用時にはスリープ状態になるので安心だ。

 ただ、ノルウェーでは曇りや雨の日が続いたため、バッテリーの充電量が高(H)になることは一度もなかった。今回は日の長い時期に行ったので、それでも充電レベルは中(M)で維持できたが、日照時間が極端に短い北欧の冬では太陽光以外の光源でチャージをせねばならないだろう。

ワールドタイムと電波受信機能

 プロトレックにはワールドタイム機能が搭載されており、海外旅行の際には重宝する。ノルウェーはフランスと同じタイムゾーンなので、ワールドタイムモードで秒針を文字盤のPAR(パリ)に合わせればよい。

 ただし、ここで注意せねばならないのがサマータイムだ。ノルウェーは3月の最終日曜日から10月の最終日曜日までサマータイムが適用されるので、そちらの設定も忘れずに行う必要がある。最後にホームタイムとワールドタイムとを入れ替えれば準備完了だ。

 PRW-5100には電波受信機能も搭載されており、北米や中国、西ヨーロッパの大半で利用可能だ。ただし、バッテリー充電量がH(高)になっていること、周囲に建物などの障害物がないことなどが条件となる。また、ワールドタイム機能同様、サマータイムに留意する必要がある。

 今回訪れたノルウェー南西部は、基地局からかなり距離があった上に、周りを山で囲まれている場所がほとんどだったので、残念ながら電波受信はできなかった。

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