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日経平均 | 9547.79円 | △18.83円 |
売買高 | 19億0263万株 | − |
売買代金 | 1兆3194億5200万円 | − |
値上がり銘柄 | 1143銘柄 | − |
値下がり銘柄 | 366銘柄 | − |
騰落レシオ | 116.45% | ▼0.62% |
米国株高や6月末を意識して堅調だがさすがに上値も重い
米国株が高くなったことや比較的為替が落ち着いていたことなどから買い先行となりました。海外市場では商品相場も堅調となり、信用収縮の動きもみられないこともあって、日本市場も買い先行となりました。外国人売買動向(市場筋推計、外資系9社ベース)が引き続き買い越しと伝えられたことや月末のお化粧買いが期待されたこともあって堅調となりました。ただ、寄り付きの買いが一巡となった後は月末と言うことや昨日までの大幅高の反動、節目とみ見られる9800円を抜けたことで手仕舞い売りも嵩み軟調となる場面もみられました。為替が円高気味となったことも手仕舞い売りを急ぐ要因となったものと思います。
後場に入ると再び堅調、上値を目指すような展開になりました。改めてお化粧買いに期待するような動きや持高調整の買い戻しを急ぐ動きもあって、指数は前場の高値を抜ける場面もありました。ただ、最後まで買い切るだけの材料がみられたわけでもなくあくまでも目先の需給や月末を意識した持高調整の動きが中心で再度じり安となり軟調となる場面もみられました。結局、最後までお化粧買いもみられず、相変らず盛り上がりに欠ける相場となりました。
小型銘柄は主力銘柄よりもさらに手仕舞い売りが嵩んで軟調となるものが多くみられました。手仕舞いの買い戻しが少ないことに加え、日経平均などの指数の動きに関係ないことから、単純に月末の手仕舞い売りに押されるという状況でした。それでも日経ジャスダック平均や二部株指数は堅調となりましたが、東証マザーズ指数やジャスダックTOP20は軟調とまちまちとなりました。先物は散発的にまとまった売り買いもみられましたが相変らず方向感を持って買い上がる動きや売り急ぐような動きはみられず、指数を方向付けるようなことはありませんでした。
6月末ということを意識した動きになりました。チャートで見ると昨日も述べたように日経平均は一目均衡表で雲を抜けて「三役好転」となり、大震災後の底入れ確認と見ても良いのでしょうが目先的な過熱感があることやTOPIXが雲を抜けて「三役好転」となったものの、下落している雲のサポートを確認するような展開になることも予想され、また日経平均も9800円〜900円水準という上値の節目でもあり、いったんはここで上値の重さを確認するような展開になるのではないかと思います。
雲の上で堅調な展開となっています。RSIは上値余地もあるのですが、ストキャスティックスは高値圏にあり、本日のローソク足の形も「十字足」のような形で明日寄付きから軟調となると本日が高値となる可能性もあります。それでも「三役好転」となっており、雲のサポートを確認しながら底堅さはみられるものと思います。
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